細部まで拘る本物志向の高レベルなあんみつ

京都出町柳駅から徒歩6分程度、京都御苑から近く同じエリアには豆大福の名店、出町ふたばがあります。

京都らしい外観に可愛らしい暖簾が目印。
入ると思ったよりも広いですが、シーズン中は並びが出そうです。
20代と思われる落ち着いた女性が京都らしい口調で迎えてくれ落ち着く空間。

寒天は千葉産の天草を使用、黒蜜は沖縄産波照間島を使用、赤えんどう豆は北海道産を使用しているとのこと。

抹茶あんみつ

じっくり煮込んだ寒天は喉越しよく透明感があり綺麗。
瑞々しくピュアなお味で、寒天単体で頂くと仄かに海藻の香りがする素材の良さを感じさせる寒天です。

白玉は素朴で手作り感があり美味しい。
私的な白玉の美味しさの一番は甘いっ子ですが、こちらも規格化されたお味ではなく懐かしさを感じるお味。

黒糖は甘いですが、独特の深さがあり美味しくたくさんかけたくなります。

粒餡はそんなに甘さは強くなく、えんどう豆の塩気は少なめで食べやすいです。

驚いたのが、抹茶アイス、抹茶の粉末がかけられ、苦めで甘さはほぼなく大変美味しいです。

全体的に優しいお味で、素材に拘るいい抹茶あんみつでした。
近かったらまた行きたくなるお店です。