都内不動の人気No.1、綺麗なうどんと香り立ち深く染みるいりこダシ

2003年オープン、神保町駅から5分程度錦華通り沿いにある都内うどん人気No.1と言って異論は出ないと思われる丸香。
すぐ近くにはオープン時間からして程なくして売り切れる人気店スタイルズケイクス＆カンパニーがあります。

店主の谷口さんは高松の釜玉うどんを生み出した山越うどんで研鑽を積み、都内に本格讃岐うどんを上陸させました。

丸香のうどんはつや、コシや喉越し、出汁の香り高さはうどんに詳しくなくてもすぐに分かる程他の追随を許さないクオリティ。
更にそこにCP（かけは420円）が加わり不動の人気となっています。

お店は基本列が出来ていて、待ちなくすんなり入ることができることは少ないですが回転は良いので列の長さから想定される時間程は並びません。
待っていると先にメニューが配られ着席と同時にオーダーをし、いただいたら次のお客様も待っているので退店するスタイル。
それが普通となっていて長居する方は居ません。

暖簾を潜り入店、店内は活気がありホールの皆さんがスムースに多くのお客様を滞りなく対応しています。
内装の天井は若干高く、木と所々ブラックの収縮色で全体を引き締めています。

1回目はオープン時間に、2回目は15時頃訪問させて頂きました。
オープン前も行列が、15時台も列がありましたが然程待ちませんでした。

<2016/06>

かけ

釜玉うどんを考えたのですが、あの出汁が好きなので結局かけに。
程なくしてサーブされたうどんは以前と変わらず綺麗、盛り方もきちんとなっていて乱れがありません。
箸で触ると以前より少し硬い気がします、いただくとやはり少し硬め。
美味しいですが前回の方が絶妙な硬さでした。
一部では夕方頃よりオープン時間の方が安定してるとも聞くので初回ならオープン時間が良いかもしれません。
それでも良い塩気を持ったうどん、むっちりした歯応えに喉越し。
つるつる入ってしまうというのはこちらのうどんの特徴、いくらでもいただけるような口当たりの良さ、うどん自体の旨さも持っています。

つゆからは伊吹いりこの香りが誘う様に立ち上ります。
曇りないお味でスタートはすっきりしていますが徐々に伊吹いりこの強さが増してきていただいた後も続きます。
香りは強いですが重々しさはなく、癖がなく上品でとても美味しい出汁は前回と変わらずでした。

前回の方が・・・とか色々思ってもやはりこちらのうどんは素晴らしいです。

<2015/11>

この日もかけでした。
うどんの硬さはこの日の方が良かった様に思います。

天ぷら

2点いただきましたが、両方とも揚げたてなのでかなりサクサクのアツアツ。
お値段が安いので小さいものを想像していましたが、大きくここでもCPの高さを発揮。

かしわ天

【鶏の胸肉とモモ肉を使った天ぷら】

なかなか大きく、しっかりお味がついたタイプから見ても天ぷらというより少し唐揚げ寄り。
むねとももが1個ずつついて200円程度。
むねは淡泊で少しパサッと感はありましたが悪くありません、ももはとてもジューシー。
言えるのはこのお値段の様なお味とは思えない高クオリティ。

ちくわ天

【毎日テイストが変わるらしいのですが、この日はプレーンで何も入っていない日でした】

こちらも160円とは思えない大きさ。
サクサクで少しねっとり甘みでいただけうどんとの相性が良かったです。
かしわ天はお味がしっかりしているので別で楽しみたいですが、ちくわ天はうどんと一緒に楽しみたいです。