フルーツパーラーの大御所、フルーツの質はいつも安定しています

1834年に創業した千疋屋総本店。
他には京橋の京橋千疋屋、銀座の銀座千疋屋がありこちらは総本店から暖簾分けしたお店となります。

安定した高品質なフルーツで贈答品としてもよくいただいています。

フルーツサンド

千疋屋の代表品の1つ、定番メニュー。
見た目が綺麗、きっちり、提供されてきた時からフルーツのいい香り。
よく高野フルーツパーラーのフルーツサンドと比較されます。
高野と比べてクリームは固く、乳脂肪が多く、甘さは高野も控えめですが更に控えめ。
フルーツ率、マッチ感、全体の纏まりは千疋屋が勝っています。
パンには少し塩気があり味に深みを与えていて、選りすぐりのフルーツ。
滑らかで甘味控えめの生クリームがフルーツの良さを引き立てます。

カロリーも511キロカロリーと思われてるより低いと思います。
食べやすくおすすめの一品です。

ピーチパフェ

生クリーム甘くて柔らかいです。
ピーチシャーベットは甘く、バニラアイスはビーンズ入りでチープなバニラアイスではありません。
最下層には加糖はされていますが、新鮮なピーチコンポートジュレが入っており桃づくし。
高野の桃のパフェと比べると桃の瑞々しさは千疋屋の方が上。
千疋屋は｢桃｣の質で勝負、高野はムースやアイスがハーフでお味が違う等｢作りこまれている｣感がありました。
甘さは千疋屋の方が高く、お値段も千疋屋の方が高いです。

マンゴーカレー

こちらも名物、フルーツサンドよりこちらのが人気があるかもしれません。
マンゴーの味は特にしません、マンゴーでお味はかなり円やか。
辛くはなく、お肉はごろっとしたの入ってます。
奥に見える右側のものはマンゴーピューレです、なのでこれはかければマンゴーらしさが味わえます。
フルーツにカレーというのはあまりありませんが、そもそもチャツネにフルーツを使用することがあるので然程珍しいことではないのかもしれません。

フルーツポンチ

千疋屋の中では1000円で楽しめるお安めのメニュー。
サーブされたフルーツポンチは小さめですがフルーツが豪華、上はパパイヤ、キウイ、スイカ、メロン等。
メロンはオフシーズンでしたが、甘くジューシーなのはさすが。
パパイヤ濃厚で酸味があり、キウイは甘いです。
シロップの中には、なし、パイナップル、りんご、オレンジが入っています。
果物の新鮮さが生きたフルーツポンチでシロップは自然な甘さ。
フルーツポンチと言うとけっこう甘く、お子様向けのものだったりするのもありますが、千疋屋らしく果物を活かした本格的なタイプです。