豆の旨さが味わえる個性的、玄人向けな豆大福

西荻窪の北口から徒歩3分程にある、街に溶け込んでいる昔ながらの雰囲気がある和菓子店喜田屋。
こちらは個性的な豆大福が有名でよく売り切れることもあるそう。

人気の豆大福を頂きに行きましたが、他のも気になり、豆大福、黄身しぐれ、どら焼きを購入。
こちらはあのうさぎやで修行をなされたとお聞きし、この時から粒餡に対して期待が膨らみます。

豆大福

こちらは驚き、評判通り、餡と餅の境界線が分かりません。
豆の存在感は、他と類を見ないほど多く、塩気の効いた豆。
甘くなく、固めの力強さを感じる豆は通常の豆大福の想像を凌駕します。
餡の甘さは控えめですが、かなりの量が入っていて、これがこの豆と混ざることにより他社のものとは一線を画す豆大福となっており、全体的にはこんなに餡があるのに甘くありません。
豆本来の味を楽しみたい、新しい豆大福を頂きたい人にはぴったり。
お味は玄人向け、色々頂いたことがある方には是非経験して頂きたい新しい豆大福、大変美味しい。
豆本来の強さ、素晴らしさを経験できます。

 

黄身しぐれ

優しく溶ける味わい。
黄身の香りと優しいこし餡、豆大福とは違い優しさが感じられます。

どら焼き

皮から香ばしい香りが漂い、皮は薄め、粒餡はとろとろ系。
粒餡は食べやすいですが、皮が水分を吸ってしまっていました。

 

やはり衝撃的なのは豆大福、豆を全面に出す思い切りの良さに感動です。
そして、豆の良さを再認識してくれました。