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打心蕎庵

打心蕎庵

星2つ半が平均

夏限定、評判の十割すだち蕎麦。染み渡る涼やかさが秀逸

2006年オープン、下北沢駅から10分程。閑静な住宅街にある庭園に囲まれた純和風一軒家でいただく蕎麦処打心蕎庵。

よんたて蕎麦「打心蕎庵」と打ち出す当店。
蕎麦の美味しい三条件の「挽きたて・打ちたて・茹でたて」に「採りたて」(蕎麦の実)を加えた四条件をもつ意味合いでつけたそうです。

店主の望月さんは、以前は下高井戸マーケット中にあった「もち月」から庭をもつお店を作りたいと2006年にこの地に移転オープンしました。
お店を代表するメニューは5月GWから9月頃まで提供されるすだち蕎麦。
虜になる方が多く、打心蕎庵と言えば当メニューが外せないと言われてます。

訪問回数は2回、前回はすだち蕎麦のオフシーズンだったので今回はオンシーズンの6月平日に再訪問してきました。

お店は下北沢から1キロ程離れた住宅街、向かい側には森厳寺があり、このお店の為ではないと訪れない場所に位置しています。

一軒家の風情ある門戸に暖簾が棚引き、庭木が全体を覆う新緑の緑が映える佇まい。
古寺の眼前ということもあり、一層雰囲気を深いものへとしています。
前回は昼に今回は夜に訪問となりましたが、趣も大分違って見え、夜はガーデンスタンドランプが随所を照らし重厚感が出ていました。

暖簾を潜り庭園の風で騒めく木々を見ながら本扉までのアプローチを進みます。
店内はテーブルとカウンターに分かれ、1人利用なのでスクエアのカウンター席へ。

目の前には、蕎麦の打ち場と石臼がガラス越しに見えます。
庭園はエントランス方向と逆にも小さな中庭があり双方下窓を大きくとり、お席から庭を眺めることができ全面ガラス張りを避けることにより閑雅な景色となっていました。
インテリアは新しさがあるものの、和モダンで清潔感があり光量も適度な瀟洒な造り。
カウンター席からは斜め前に庭、右を見ると下窓からスパイクスポットライトで照らされた大きな欅が見えて素敵な時間が過ごせました。

当店は内観だけでなくスタッフとお客様が良いのも特徴。
スタッフは前回と同じくお1人なので、忙しそうなのですが丁寧で穏やかな方で接客はとても良好。
下北沢は若者の街というイメージですが、お客様は皆様年齢層も落ち着いて品がある方ばかり。
1人利用でスタッフに気付いていただけないと気遣いで呼んで下さいました。

オーダーは訪問前から決めていた、すだち蕎麦にしました。

今回はお席に空きがありましたが、休日お昼時になると行列ができすだち蕎麦は売り切れてしまうこともあるそうです。

◆すだち蕎麦

20分程度経ち、運ばれてきました
別皿にすだちを取り出す器が用意され、取っても取らなくても良いとのこと

冷たいつゆは、前回のそばつゆ同様に鰹出汁が効いたもの
お味自体はしっかりしているのですが、醤油特有の角を取っているので塩辛い感じはしません
その後からすだちの香りで包まれ、すっきりとした夏のお味です

すだちは爽快感を味わうためにそのままでも良さそうですが、途中からはつゆの香りを楽しむために外しても良いかもしれません

色味のしっかりしたお蕎麦は十割
冷水で締めてあるので、コシが強く舌に触る僅かなざらつきがあります
香りは夏蕎麦と言うこともあるのか、力強く食べ応えがある食感と比較すると抑えめです

ですが、染み渡る涼やかさは秀逸
正直すだち蕎麦はそんなに個々に違いはないかなと思っていたのですが、バランスが良く粋な旨さがあります
透明感のあるつゆは情景を映し出し、夏を体現させる評判通りの美味しいすだち蕎麦でした

◆蕎麦湯

白濁としたややとろみのある蕎麦湯

青い味ですが然程強くはありません

つゆと合わせると相性良好
丸みのある蕎麦湯にすだちの酸味が効いて良く合っていました

量は少なめですが、満足感のある仕上がり。
歩いて訪問した甲斐があったと思えるお味です。
写真を見ている訳でもないのに夏の思い出が呼び起こされる当店のすだち蕎麦、最も評判が高まる本格的な夏を迎える蕎麦処打心蕎庵でした。

 

【2016/06】

平日の昼に初訪問、メニューはセットの昼膳にしました。

◆先付として3品、赤鶏と湯葉豆腐、筍

赤鶏は柔らかで癖がなく、湯葉豆腐は柔らかな湯葉の風味と中心に向かうと豆腐特有の少し固めの食感
旬の筍は、味が染み込む一方素材のお味も残っています

◆揚げ 帆立と穴子、ピーマン

天つゆよりも粗塩がおすすめとのこと
帆立は大きく二等分されていて中がレアでいただくと外側サクサク、じゅわっと風味が口の中で広がり美味
穴子もピーマンも揚げ方がよくライトで上品です

お塩は対馬の粗塩
尖ってなく円いお味で、天ぷらとの相性が抜群でした

◆常盤秋蕎麦
小、中、大があり小はかなり少量とのことなので中を選択
お蕎麦は二八です

ぶつっとした歯触り、香りはあまり強くありませんが強さも残っていています
喉越しは良く綺麗なお味でした

つゆは鰹の香りが強く、塩分は強めではっきりしていますが尖ってはいません

◆蕎麦湯

湯桶から注ぐとそのとろっとしているのがわかります
お味は甘く、つゆが濃いめなのでよく合いました
こちらも安心するような温かなお味です

◆甘味 そば餅

添えられるのは日本茶と自家製の蜜
そば餅がほんのり甘いので蜜は調節していただくようアドバイスをいただきました

まずは蜜なしでいただくとほんのり温かく甘く、もちもちした優しいお味
少しざらりとした感触もありますが特に蕎麦風味というわけではないようです

蜜はけっこう甘いので少量で良く、私的にはかけない方が繊細なお味を楽しめて良いかと思います

以前は十割もあったそうですが、二八の方が好評だったとのこと。
少しお話させて頂きましたが、やはり人気は「すだち蕎麦」らしいです。
今年はGW明けから扱うらしく、始まったら是非再訪してみたいです。

DETAIL DATA

ico

アクセス、営業時間など

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