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晴山

晴山

星2つ半が平均

毛蟹の真薯や鮑うどん、鮎等季節は夏へ。いつでも温かく迎え入れてくれるお店

2011年オープン、白銀高輪、または三田から10分程度。桜田通りから一本入ったところのアンティークショップの地下にある出汁で勝負する人気店晴山。

店主は山本晴彦氏。岐阜のたか田八祥、わかみや八祥では店長を勤め31歳で晴山をオープンしました。

当店の特徴は出汁。
出汁でそれぞれのお皿を表現し、椀ではくっきり浮かび上がる様なお味に、時に鮮やかに、そして違うお皿では優しく仕上げます。
最高が15000円なので素材勝負ではありませんが、創意工夫で晴山でしか出せない色を強く伝えてくるお店です。

私的には出汁の香りと旨みが一歩前に出てくるようなお味をしている印象、あくまで主役はメリハリのある出汁。
お味がただしっかりしている訳ではなく、もちろん京を連想する訳でもありません。
これを人によっては塩気と仰る方もいれば、薄味と仰る方もいてご感想も様々。

出汁加減が大きな形となりこの差を生み出していることを思うと、このくっきりしたお味の裏に繊細に揺れ動くものを感じこのお店でしかない出会いがあります。

また、山本さんが造り出すお店の雰囲気も魅力的。
自然体でありながら優しく穏やかな空気を造り出し、お話すると惹きつけられる魅力を持った方。
お弟子さんの心からの笑顔、楽しみながらも真剣にお料理に向き合っている姿が言わずともお店の姿を語ってくれます。
凛とした雰囲気のお店も良いですが、柔らかな時間を過ごせる晴山は寛ぎを与えてくれる日本料理店です。

お席はより良さが感じられるテーブル席よりカウンターがおすすめ。

一度伺えばランチでもディナーコースを選択可能、こちらはかなり量がありランチより少しお味は濃いめ。
定番のローストビーフやじゃがいも饅頭が登場するのはランチ、ディナーは時々となります。

通う楽しさがあるお店なので最近のお客様はリピーター様が殆ど。
お料理の美味しさだけではなく、店主の人間性の魅力で多くのお客様を惹き付ける代表格が晴山な気がします。

【2017/06】

6月は晴山の記念月。
通い始めた昨年は訪問月ではなかったため、今回が初めて。

お祝いもあり楽しみにしていたのですが、大切な日というのに病み上がりというコンディション。
逆にお気を使って頂き、申し訳ない位でした。

今回もお椀が安定していて穴子の揚げは甘みが溢れ、野性味のある鮎も食べ応えがあり、鮑と雲丹のうどんで夏を感じました。

緊張してしまうお店もありますが、晴山に伺うと安心してしまって最後はお腹いっぱいでお昼寝気分に……平日気を張っていたのもありますが、いい意味で休まり等身大で居られるお店です。

今回も和やかに、隣のお客様にも恵まれ、晴山と過ごした楽しい初夏の休日は以下になります。

◆先付 賀茂なすのゴマクリームかけ

瑞々しく和の出汁が香る賀茂なすに、クリーミーなごまの風味が効いています
和の中に晴山らしい独自性が見える先付け

◆椀物 毛蟹の真薯

蓋を開けた瞬間に立ち上る白い湯気から徐々に椀の輪郭が見えてくる・・・
この瞬間はいつ見てもワクワクさせてくれます

今回は昆布森の毛蟹、上に冬瓜
真薯は大きく食べ応えがあり、ふわふわした口当たりに何よりとても甘みがあります

じんわりと濃い毛蟹のお味が広がり、そこにキリッとした出汁が合わさり良いコントラストに
素材の甘みと筋の通った出汁をリンクさせるのが晴山はとても上手く安定していて、いつも通りぶれなく美味しくいただきました

◆お造り のどぐろ、剣先烏賊、真子鰈 別皿でマナガツオ

のどぐろは熟成、濃厚さがありますが濃すぎず酢橘をかければさっぱりいただけ、剣先烏賊は甘く、真子鰈は弾力を楽しみます
マナガツオも熟成で皮目を少し炙ってあり、身質がしっかりしていて旨みがありました

◆鮑と雲丹のうどん、肝ソースかけ

稲庭うどんに雲丹、少量の出汁ジュレをかけ大切りの鮑、芽葱を散らした夏の定番

黒鮑は福井産
鮑と言えば香りの点に置いて大原が主流ですが、福井の鮑も風味良好
ただ、これは直送だから再現できるお味だそう

稲庭うどんは程よい弾力、喉越しが良さに美味しさを感じ暑い季節が近づいていることを知らせてくれます
雲丹の濃厚さを出汁が引き締め、濃厚路線のみにはしていません

鮑は大きく弾力は程よく、塩気もあるしっかりしたもの

お料理で夏の面影が浮かぶ一皿

◆焼き物 鮎

郡上鮎、放流ではない天然もので姿から力強さがあります

身がみっしり詰まっていてお味も濃く、肝の美味しさもあり
じっくり焼いて下さるので骨も全く当たりません
肝にもっていかれることがないバランスの良さと引き締まった身質が魅力の鮎

◆焼き物 穴子ととうもろこし、車海老の頭

穴子は淡路産、丁寧に骨抜きされていてサクッとふわっとした揚げ
薄い衣からジューシーな旨みが溢れてとても甘く、身はふわふわで美味

とうもろこしは歯応えを残しこちらも甘く、車海老の頭は芳ばしさが光りました

◆新蓮根餅と蛸、薄口餡かけ

とろんとして甘く、芳ばしい焼き色がついた大根餅、いついただいても美味しいです
蛸は柔らかながらも程よい弾力
中々丁度良いところにおさめるのが難しい素材ですが、風味もしっかりしていて存在感があります
昆布が効いたキリッとした出汁と柑橘の香りが合わさる温かな一皿

◆お食事 時鮭の炊き込みご飯

柔らかなご飯に時鮭の甘さ、しっかりしたお味に生姜が引き締め、大葉が香ります
馴染んだ後も楽しめる炊き込みご飯

◆桃の氷菓とゼリー

初物の桃尽くしの甘味
素材の9割が桃、糖度が高い良質な桃の香りと風味を存分に楽しめます

桃自体は丁度いい柔らかさ、始まりのシーズンでも十分な美味しさです
シャーベットは、素材の桃以外は攪拌する為の最低限のシロップのみ
よって桃をそのまま氷菓にしたお味で爽やかで甘く、夏の香りがします

ゼリーはシャンパンに桃の果汁を合わせたもの、シャンパンより桃の風味が勝ります
デラウェアの甘酸っぱさがアクセントになっていて、纏まりのある一皿

季節に合わせて顔を変える晴山の甘味はいつも楽しみの一つ、今回も美味しくいただきました

 

次回は9月、秋の晴山が今から楽しみです。

 

【2017/03】

今回も温かな雰囲気に迎えられゆったりとした時間を過ごせました。
そして記念月ということで素敵なお祝いが。
通って1年以上経ち、覚えていて下さったらしく……たくさんのお客様がいらっしゃるのにいつも1人利用にも優しい晴山です。

お料理は特に焼き物のホタルイカの外側はサクサク、中はレアの弾ける美味しさとトリガイの絶妙な炙り焼きが印象的。
安定のお食事で、最後のサプライズは感動でした。

いつもリラックスして楽しめる日本料理店。
かしこまらず、ですが騒がしい訳でもない。
とても居心地が良く、カウンター席の良さを強く感じます。

お値段もものすごい高くもなく、背伸びせずに通い続けたいお店です。

お酒 羽根屋

最初はさらっとした飲み口でピュアさが光ります
そこから甘みとキリッとした強さが徐々に頭角を現す後から盛り上がりをみせるお酒

浅利と紫雲丹のジュレがけ、花山葵を添えて

浅利は愛知、雲丹は函館のもの

雲丹は産地の良さが出ていて濃厚で美味
ジュレは柚子の香り漂ういつも通り透明感のあるお味
花穂紫蘇の香気、最後は花山葵がピリッと引き締めてくれてました

椀物 蛤と若芽、木の芽と蕨を添えて

最初は控えめに、後から盛り上がり香ってきました
蛤は九十九里のもの、とても大きく食べ応えがあります
いつもの椀よりすっきりした味わい

蕨の苦味と一緒に味わい、春の訪れを感じました

お造り 鮃、太刀魚、メジマグロ、アオリイカ

明石の鮃は弾力が強く甘みがあります
ポン酢でいただく太刀魚は脂のりが良く、敦賀のアオリイカは鹿の子包丁を入れ甘みがあり柔らか
メジマグロは舞鶴のもの、滑らかな口当たりで爽やかな旨みがありました

トリガイの炙り焼きと自家製ばちこ

トリガイは三河湾のもの

しっかり火が通っているものが多い中、こちらのトリガイは中がレア
なので柔らかでとてもジューシーです

トリガイというのは元々独特なにおいをもっているので半生で仕上げるのは加減が難しいそう
じゅわっと風味が広がり、他ではなかなかいただけない綺麗な火入れのトリガイ

自家製ばちこは甘く炙ってあり温かく芳ばしいです
凝縮した旨みでお酒にぴったり
後までふんわりと良い香りが漂いました

焼き物 飛騨牛の筍巻き

飛騨牛は脂がのっていて柔か肉汁豊か
筍は鹿児島のもの、ややアクがあるもののお肉のお味が濃厚なのでバランス良く仕上がっていました
タレのお味はしっかりめでグッとくるお味
中心に向かう程更に肉汁が溢れ、焼きの良さが出ている焼き物

焼き物 蛍烏賊とタラの芽、行者ニンニク

全体的に柔かに揚げてあります

タラの芽は雑味なく、水分があり

蛍烏賊は中がレアでぷちっと弾けみその甘みと濃厚さが押し寄せとても美味
出来栄えは個体によるそうですが、中の閉じ込めが素晴らしく旨みを堪能できました

炊き合わせ 若狭の甘鯛と芹と椎茸、蕪のすり流し

甘鯛の皮は焼き目で芳ばしく、身はふっくら
甘い蕪に塩気は甘鯛で、バランスの一皿

お食事 桜海老と春野菜の炊き込みご飯

今回は桜海老の程よいパリッとした食感と甘みを主体に春の野菜が彩ります
主な野菜は筍、蕨、木の芽
柔らかめのご飯に甘い素材が交わり、木の芽がピリッとアクセントに
安定の美味しさでした

甘味 せとかのプリン、バニラアイスと本和香糖、苺

深皿に砕いた氷が敷き詰められた華やかなビジュアルに声を上げずにはいられません

奥はせとかのプリン
下層にせとか、上にコアントローを効かせたクラッシュゼリー、その上にオレンジのムース
ジューシーで甘酸っぱさもあるせとか、ゼリーはさっぱり系、ムースはふわふわで甘みがありデザートらしい味わいです

濃厚系バニラアイスに上には芳ばしい沖縄の本和香糖がかかっています
晴山でアイスをいただくのは初めてでした

苺は糖度が良く、柔らか過ぎずベストなコンディションでゼリー等にはしないでそのままいただきたいお味
今季は良い苺になかなか出会えませんでしたがこちらは良質
舞い上がって産地を聞き忘れてしまいましたが……

本当に良い日になりました、感謝しかありません

 

けっこうお腹いっぱいになってしまってご飯の多くをお土産にしていただき、家で楽しみました。
今回もお腹も心もいっぱいの晴山。
次回は6月楽しみです。

 

【2017/01】

1年間通させていただき、私が気付ける所は微々たるものだと思いますが少しずつ変化や試行錯誤が見られます。

雰囲気は程よい席数で居心地よく、山本さんとのお話も楽しくて申し訳ないと思いながらついつい長居の傾向に。

今回のお料理はお椀や脂がのった寒ブリ他、特にもろこの揚げが大変美味。
また熱々な小鍋も途中で挟むなどバラエティに富んでいて飽きさせない内容。

程よい創作でとても良いお料理、楽しく美味しく過ごせました。

◇お酒 松の壽 純米吟醸

しぼりたてのフレッシュで爽やかな甘み
お味は角が強すぎずお料理と合い飲みやすいです

先付 車海老と湯葉、明太子を合わせて

上に乗っているのは山芋と人参、下層に明太子と壬生菜
1月の献立らしく紅白を思わせる盛り付け
車海老のレアさと湯葉の甘さに柚子の香り、明太子ですっきり仕上げた先付け
いつもよりやや抑え気味にした出汁でスタートです

椀物 松葉蟹しんじょと蓮根餅、芽蕪を添えて

ふわふわ甘い松葉蟹しんじょにくっきりとした出汁が良いコントラストに
香り綺麗な柚子と生姜で仕上げています
蓮根餅は晴山定番のじゃがいも饅頭と同タイプ
こちらの「餅」とつく一品は滑らかで糖度が強く、他では出会えないいついただいてもとても美味なもの
見かけるとちょっと嬉しくなります

お造り 鮃と氷見の寒ブリ昆布締め

ふわりと昆布の香りが入ってきます
寒ブリの脂のりが強く山葵を多めに乗せても感じない位の旨み有
対して鮃はさっぱりしているので良いバランスでした

白子

白子は鱈、上に芽葱を乗せて
おろしポン酢でいただきます

程よい温製で蕩ける口溶け、鱈なので量はあってもペースが落ちずいただけました
おろしポン酢ですっきりした後味に

もろこ揚げ

可愛いもろこが5匹綺麗に整列

揚げ方は軽く、身はほくほくで甘みが強く僅かなワタの苦味が抑揚をつけてくれます
甘い衣との相性良く、小さなもろこの旨みを前面に引き出しとても美味
5匹以上でも軽くいただけると思った程良かったです

のどぐろと牛蒡、クワイ

酢橘をかけていただきます
のどぐろはとろっとしていてジューシー

お正月らしくクワイのフライ
堀川牛蒡はサクッとしていてピリッと山椒がアクセント

海老芋とカラスミ

こちらの海老芋は良質で甘くしっとり、揚げも良いので美味
旨みを効かせた厚切りの自家製カラスミと一緒にいただきます
適度な塩分で相性良好

器が面白く鯛がカラスミを食べている様に見え、避けると下には海老が描かれています
「海老で鯛を釣る」を表現している遊び心のある絵皿でした

鴨の小鍋

窒息鴨とつくね、揚げ、平茸、芹を乗せて

ぐつぐつ煮立った状態で供されました
熱々のお食事が多いのも晴山の特徴です

出汁は生姜と鴨の旨みが良く出ていて優しさがあるお味
平茸なので癖なく主張してこないので、窒息鴨のレアさとつくねの甘みが中心となっている小鍋

お食事 松葉蟹と百合根、三つ葉

松葉蟹の風味が行き渡っていて蟹への火の通りが理想的
ほっくりした百合根に柔らかめのご飯
柚子の香りは上品に松葉のお味を大事にしているお食事

いちごのプリンとシャンパンクラッシュゼリー、いちごソースをかけて

クリーミーなプリンは口当たりはムースのよう、シャンパンクラッシュゼリーですっきりとします
7粒~8粒を凝縮したといういちごソースは甘みたっぷり
かければぐっと風味が引き立ちプリンの円やかさとフレッシュさが合わさる良いお味になりました

【2016/12】

今回は懐石盆が漆器瓢膳となっていて、よりお料理が浮き立つ様でした。

年末なのでどこのお店も忙しく山本さんもお疲れかな、と思いましたがこの日も色々お話させて頂き楽しく過ごせました。
見た目に華やかさはなくても自家製のからすみ、海老芋揚げが美味で椀物、炊き込みご飯は安定の美味しさ。

しっくりくるほっとする、また訪問するのが決まっていること、それが私にとっての晴山です。

◇お酒 十四代

香箱蟹

越前ガニの内子と外子、カットされた山芋と花穂紫蘇にジュレがかけられたもの
ジュレは少量ながらも印象深い塩気もあるいつもの先付けらしい出汁
甘い香箱蟹に合わさりバランスよく仕上がっています

椀物 若狭の甘鯛と湯葉、芽蕪を添えて

湯気が立ち上り、熱さが楽しめる椀物
この出来立て感といい意味での家庭的な温度が晴山の特徴
甘鯛は中まで熱々で身は甘いですが塩気ありそこに甘めの湯葉が合わさります
くっきりした出汁で頻繁にいただきたい椀物

氷見の寒ブリ昆布締め

大根おろし、浅葱をのせて
入り口はさっぱり、徐々に濃厚さがでてきますが強すぎず適度な濃さ
コース前半を考えてヘビーなのは避けているそう
重すぎず旨みがあり良かったです

向付 鰹と​車海老

ねかせた鰹と炙った鰹は海苔の佃煮で、車海老はお塩でいただきます
鰹は程よい旨み、炙ることによって脂が増し濃厚に
晴山の海苔の佃煮は塩気が抑えることにより尖ったお味ではないので良く合います

車海老は中心がレア状態、お塩でさっぱりいただきました

白子の蒸し鮨

熱めの器、シャリに白子、芽葱をのせて

混ぜていただきます

シャリは甘め、白子は適度な濃さがありヘビーではありません

窒息鴨 つくね 壬生菜の胡麻和え 銀杏を添えて

血抜きをしない窒息鴨、赤身が強くさっぱりしながらも濃く肉に締まり有

銀杏はサクッとした歯応え、壬生菜の胡麻和えは穏やかなお味

鴨つくねは部位を限定していないので軟骨の食感があり、葱とふわりの生姜の香り
優しいお味でお酒にも合います

お凌ぎ 自家製のからすみ

甘さと濃縮さが前面に出ていて塩っ辛くはありません
このアプローチが晴山らしいです

下層表面を炙ってあり香ばしさも有

旨みがしっかり、塩気は柔らかく美味なからすみ
もっといただきたいと思えるお味でお酒がすすみます

揚げ物 松葉ガニコロッケ 玉ねぎソース

前回は松茸でしたがこちらが定番だそう

中には松葉ガニがそのまま入った大変ゴージャスなコロッケ
クリームは甘く、松葉ガニも糖度があるので玉ねぎソースのソフトな酸味が引き締めます
ボリューミーな一皿

炊き合わせ 海老芋揚げ 小松菜 いくら 温製餡かけ

いくらがかけられていますが温かいお皿
少し濃厚さが増して、他とのバランスは良く不自然さはありません

程よく柚子と生姜の香りが漂います

海老芋揚げは糖度が高く、滑らかでパサつきもなく、この前いただいた重鎮の海老芋は桁違いでしたが晴山のも美味

出汁は真っすぐしっかりしたお味、甘みのある海老芋と良いコントラストでした

お食事 鱈子と芹

辛めの鱈子に甘めで柔らかなご飯、芹の香りがふわりとして、いついただいてもここの炊き込みご飯は美味
お土産にすると鱈子は火が通った感じになり際立つ感じはなくなりましたが馴染んでいつも通り家でも楽しめました

甘味 はちみつプリン 苺と洋梨 白ワインジュレ 白トリュフの香り

この日は山本さんと白トリュフの話になっていましたが、最後に差し込んでくるとは思いませんでした

香りは言われずとも芳醇な白トリュフ
白トリュフはプリンの方に潜ませているらしく、自然な甘さから白トリュフの香りが迫ってきます
この日の最後は驚きが待っていました

【2016/10】

すっかり私の中で定着したお店になった晴山。
癒しの空間なので緊張感はなく皆様の笑顔に触れ、山本さんとの会話を楽しむ良い意味でお家状態。
山本さんはソフトに上手くご自身の意見言われ角がなく、話していても作っている感じもないやはりとても魅力的な方。
お弟子さんのお顔を拝見しただけでここの雰囲気の良さが伝わります、お料理を超えて好きなお店です。

先付 香茸と車海老、春菊の胡桃ホワイトソースがけ

車海老は弾力があり、ホワイトソースは胡桃のお味が主軸の甘め、その下に春菊
そのホワイトソースを出汁と塩気の効いたジュレが軽減してバランスをとっています

日本の一部地域でしか収穫されないのであまりいただくことがない岩手県産の香茸
椎茸系の様なむにゅっとした食感はなく、歯切れよく香ばしい香気
胡桃のソースやジュレのお味がはっきりしているので強い香りはありません

甘味をキリッとした出汁で引き締め、花穂紫蘇が香りに複雑さを出す晴山らしい先付

椀物 甘鯛と岩手の松茸

晴山の椀物は湯気がしっかり立ち上るので松茸の香りをよく届けてくれました
松茸の下に三つ葉と甘鯛があります

真っ直ぐ迷いのない出汁と酢橘のお味がくっきり
出汁が酢橘で負けてしまう椀物がありますが強さがあるので負けていません

松茸は食感、香りと共に良く、甘鯛は甘くて皮は香ばしく脂のり有
岩手はシーズン最後となりこれからは京都になるそう

向付 九絵と剣先烏賊

刃を入れた剣先烏賊は滑らかで少しねっとり、甘み有
お塩と山葵でいただきました

九絵のイメージは割とさっぱりして淡泊
ですが、こちらの九絵は一週間熟成させたもの
厚切りですが固さはなく、旨みが増しかなり濃厚
ポン酢でさっぱりいただきました
ピュアなお味とはまた違った新しい側面が見える九絵、美味でした

お凌ぎ のどぐろ寿司

シャリの上に豪快な扇状ののどぐろ

はらっとしたシャリには少量胡麻が入っていて香りが全体を引き立たせます
のどぐろは脂のりしていますがとても濃厚とまではいかないのでここまで厚みがあってもくどさがありません
コースの流れでのお寿司なので塩分や独特の強さはでの押しはなし

カマスと焼き椎茸、いくら

長角陶器の重い蓋を開けると大きなカマス
右の小皿に入ったいくらはカマスにかけても単体でいただいてもかまわないとのこと
酢橘を絞っていただきます

カマスというとカマス寿司としていただくことが多くここまで単体で大きなカマスは初めて
シーズンということもあり脂乗りが強く濃厚、量もあり
香ばしい椎茸と良く合い、いくらは甘めに仕上がっていてこちらも一緒にいただくとお味に広がりが出来美味
カマス本来のお味が堪能できました

揚げ物 松茸のコロッケ

クリームコロッケの中に松茸がぎっしり詰まっています

コロッケ自体は甘い仕上がり、松茸の香り良く揚げることにより弾力が強くなっていました

玉ねぎソースということですがお味はコロッケでつけるソース
しっかりめなのつけるのは少しでいいかもしれません

こちらも晴山らしい甘めの揚げ物

炊き合わせ 子持ち鮎と茄子の焼き浸し

鮎は膨れる程の子持ち、皮は香ばしく焼かれ美味
茄子はとろとろで焼きの香ばしさがでています
出汁は予想と違い甘めですが深みがあり高相性で美味
円やかな甘さと素材だけでない加えた一捻りでやはり晴山は出汁が良いです
全ていただきました

お食事 福井の新米

今回は炊き込みご飯ではなくご飯
新米なのでそのまま味わって欲しいとのこと

別皿にはいくらや乾燥磯海苔、明太子
好きにアレンジしていただきます

新米は甘みがあり柔らか、癖がなくピュアなお味
美味しく2杯いただきました

ご飯も良いですが、お持ち帰りで楽しむならお味が染み込む炊き込みご飯かもしれません

甘味 無花果のプリン

中心に無花果のワイン煮、無花果のソース、その下に無花果と生クリームを合わせた白いプリンと無花果尽くし
ワインの強すぎない無花果のコンポートは、甘過ぎないサラッとした自然な甘さ
無花果のソースはダイレクトに生としての無花果をそのままに伝え、下のプリンが甘さを出し甘酸っぱさを軽減
無花果好きなのでどこからでも無花果が楽しめ良かったです

次回は12月、年末のお料理も楽しみです

【2016/08】

前回訪問時に予約をお願いしようとしたらまさかの3か月後・・・
現在はお客様の全てがリピーター状態ではじめましてがないそう。
少し久しぶりとなった晴山に訪問。

名前を言わなくても皆様笑顔で迎え入れてくれてくれました。

先付 湯葉と焼き茄子、白バイ貝

花穂紫蘇がふわりと香りを届け、適度な酸味とすっきりした出汁。
焼き茄子は燻した様な香りがあり良かったです。

 

椀物 毛蟹しんじょ

大きな毛蟹しんじょは熱々で甘みが強め、そこにくっきりとしたやや塩気のある出汁が交わりコントラストに。
柚子香り、時々生姜がピリッとアクセントになっています。

向付 鰹、鮃、剣先烏賊

鰹はにおいが気になるお魚。
こちらは氷見のものなので、さっぱりしていて特有の癖やにおいがなく甘みがあり鮪に近い様なすっきりした味わいで中々美味。
鮃は弾力、烏賊は柔かでした。

 

鮑と雲丹のうどん、肝ソースかけ

 

焼き物 鮎 万願寺唐辛子

鮎は吉田川のもの。
万願寺唐辛子がたっぷりなので香りは少し辛みがありますが、肝のソースが甘く濃厚なのでこの量でも丁度良い程度。
鮎の皮はパリパリ、相性が良い一皿。

揚げ物 鱧と新銀杏

こちらの天ぷらの食感はふわさく系で優しい口当たり。
鱧は柔らかでとても甘くて驚く程、途中で山本さんがお塩をつけてくれました。
いつも通り玉ねぎソースで美味しくいただきました。

 

炊き合わせ 穴子とじゃがいも饅頭、冬瓜ソース

穴子は柔らか、下のじゃがいも饅頭はいつも通りとろとろ少し香ばしく仕上げているのがたまりません。
お味自体は薄めに抑えていて、茗荷の香りを楽しみつついただきました。

お食事 鱧の炊き込みご飯

鱧と紫蘇、生姜、木の芽、海苔等が入った炊き込みご飯。
鱧は衣を感じる濃厚系、甘みがありますが生姜が締め、紫蘇が香りしっかりしているのでこれだけで楽しめるお味になっています。
お持ち帰りするとお味が馴染み、温め直すと香りも蘇るので味落ちしないのが嬉しいところ。

水物 桃のコンポート白ワインゼリー寄せ

サンシャインマスカットとデラウェアも入ってフルーティーで瑞々しい水物。
甘みはありますが、ふわりと香るワインが心地よく前回の甘味よりすっきりいただけたかもしれません。

山本さんはお客さんを自然体にさせる力があるので、お料理以外のことでもフランクに楽しく話が尽きないのでついつい長居に傾向に。
この先この日は良かった、この日は前回の方が良かったということもあるでしょう。
ですが、私にとってお料理を超えて訪問すれば「この空間に帰ってきた」と思わせてくれるお店です。

【2016/05】

先付 函館の紫うにと賀茂茄子の生クリームがけ

 

 

椀物 若狭の甘鯛の湯葉

 

向付 鰈と剣先烏賊

 

揚げ物 帆立、新玉ねぎソースととうもろこし

 

素麺、泡オクラにじゅんさい、鮑

下に梅肉が入っています。
ほんのり柚子の香りもして梅肉とすっきりした出汁で、お味でよく「夏」らしさが出ています。
しみじみ山本さんに「夏ですね」と言ってしまいました。

太刀魚の木の芽焼きと白アスパラ

太刀魚は脂が乗っていて、パサつきもなく美味しくいただきました。

じゃがいも饅頭と毛ガニ餡かけ 空豆

ほんのり生姜の香りがして甘い餡を少し引き締めます。
下には晴山お馴染みのじゃがいも饅頭、柔らかくねっとり滑らかでとても甘く、外側は香ばしく仕上げてあります。
相変わらずとても美味。
こちらのじゃがいも饅頭はとても美味しいので時々リクエストしていただきたい逸品。

 

時鮭(トキシラズ)と新生姜、木の芽の炊き込みご飯

 

ココナッツプリンと宮崎のマンゴー、パッションフルーツクラッシュゼリーがけ

ココナッツプリンはココナッツの香りとクリーミーさ、甘みも強め。
パッションフルーツでさっぱり頂きます。
晴山は他の懐石料理のお店より「デザート」感覚が強い仕上がりです。

今回もすごくお腹いっぱい、とても満足でした。
それぞれのお皿に出汁で個性が吹き込まれていました。
初めて伺った時より更に人気が出てきていますがずっと仲良くして頂きたいお店、次回は予約がいっぱいで少し先ですがお料理だけでなく晴山の皆様にお会いするのがとても楽しみです。

<2016/03>

3月の平日、今回からは夜のメニューでお願いしました。
山本さんが細かい会話も覚えていて下さり嬉しかったです。
晴山の皆様とご挨拶し着席。

先付 車海老と蕨とうるいの梅肉和え

混ぜていただきます。
下層にうるいがあり、シャクシャクした歯応え。
車海老は絶妙な生感がとても良く、梅肉は粒感があり、穂紫蘇が香りでさっぱりいただけて美味しい先付。
いつもながら器も素敵でした。

椀物 蛤のお吸い物

 

向付・お造り 敦賀半島の鮃、福井小浜の赤貝、三河湾のトリガイ

 

揚げ物 穴子と空豆、タラの芽/新玉ねぎのソース

 

焼き物

 

帆立と湯葉の煮浸し、自家製のばちこ

 

鯛と筍の炊き込みご飯

 

甘味 オレンジプリンといちごとオレンジとブルーベリーと白ワインジュレかけパッションフルーツ

誕生日を覚えていて下さりサプライズ。
前回予約時の何気ない一言を覚えていて下さっていました。
今回お隣の方々と色々お話する機会もありその方からも祝福のお言葉をいただきとても良い日になりました。

オレンジプリンは前回と同様ムースの様な口溶けで素晴らしく、クリーミーさがあり美味しくいただきました。

いちごとオレンジとブルーベリー、白ワインジュレかけパッションフルーツはいちごとオレンジの完熟度には驚き。
今までいただいたオレンジの中で一番かも。
ジュレは癖なく、ともかくフルーツが甘いのでパッションフルーツの酸っぱさが締めるという何とも贅沢なお味。
素材の良さが存分に出た甘味でした。

今回はしみじみ「美味しかった」と思えるお料理、深く温かく体に染みるお料理でした。
山本さんの温かさ、お弟子さんも温和な雰囲気でピリピリしていないのがここの特徴。
お値段も夜メニューで18000円弱と高くありません。
今回も年齢層は落ち着いており、半数以上の方が次の予約を入れて帰られます。
益々予約がとりにくくなりそうですが、次回も楽しみ。
山本さん、お話して下さったお客様方本当にありがとうございました、大好きなお店です。

<2016/01>

こちらのお店は大変な人気でなかなか予約が取れませんでした。
お電話の感じは良く、毎回感じよくお断りされていました。。。。
結局タイミングもあり半年前からお電話するも休日はとれず、今回は平日で空いてる日をお聞きし予約をお願いしました。

まずは山本さんのご挨拶があり、時間が許す限り終始お料理の説明もして下さいます。
誠実さを感じる方で腰が低くソフト、話しやすく、カウンターでもアイドル並みの人気。

お弟子さんも皆さん若めです感じよく楽しい時間が過ごせます。

芹に数の子ジュレをかけて

混ぜていただきます。
芹の下には貝柱、それより量は控えめで椎茸。
数の子はパリッと、薄味で少し甘みがありますが深く、最後は柚子と花穂紫蘇が香ります。
正直こんなお味初めて食べた!というよりかは、ありそうでないタイプのお味。
角がなく、かと言って弱くはなく、静かにじっくりといただくと独特の世界があることに気付きます。
大変美味しいです。

ユリ根しんじょ

蓋を開ければふわっと出汁が香ってきて、姿は見た目は花びら餅の様。
出汁は先程と違いきりっとした入り、後引きが綺麗です。
しんじょももっちり、中にはごろっとユリ根がいくつか入っていてほっくりしていて甘く美味しいです。
出汁にはっきりと違いがあり、こちらも美味しくいただきました。

寒鰆に薯蕷をのせて

薯蕷の上にはふきのとう、添えられているのはくわい。
身の締まった寒鰆、食べ応えがあり皮は脂もあります。
薯蕷は癖はなく、ふきのとうで少し苦味を、くわいでパリッとした楽しさとお味に変化をもたせます。

宮崎牛とかぶら

こちらも出汁の良い香り、いただくと今度は強くなくお肉を引き立たせ役になっている出汁。
下には蕪、舌で押しつぶせるほど柔らかく、そこから甘さと出汁が溢れてきます。
適度に柚子が香り、芽ネギが添えられています。
正直肉質はとてもいいという訳でもありませんが、逆にここまで甘さや旨さを最大限に引き出しているのがすごい。
出汁は繊細、こちらも美味しいです。

鮃とじゃがいも饅頭

添えられているのは小松菜。
控えめに生姜が香り、出汁は強めかなと思いきや薄め。
濃厚なひらめはお肉をいただいた時の様な高い満足度。
じゃがいもは少し焦げめがついていて香ばしく柔らかいお餅の様でこちらも絶品。
餡の出汁が効いていてとても美味しいです。

お食事 レンコンと菜の花とたらこのご飯、お味噌汁、香の物

 

 

静岡紅ほっぺプリン

 

 

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