螢明舎
星2つ半が平均
作られた「アンティークさ」ではない、歴史から滲み出る重み
1982年開店、JR本八幡交差点から程近くある喫茶店螢明舎。
看板や外装からアンティークな雰囲気があり、内装もそれを裏切りません。
「蛍明舎」と言う名前らしく内部は全体的に薄暗く、カフェと言うよりも「喫茶店」。
薄暗いと言っても代官山にあった、猿楽珈琲までは暗くはありません。
開店からそれなりに経過しているので、アンティークの家具と馴染み、付け焼き刃ではない「アンティークさ」が出ています。
本八幡周辺のカフェに比べると混んでおり、それもあり室内の写真は控えました。
喫煙可ですが喫煙者は少なく、換気は整っています。
全体的にセンスがいいアンティークで統一、カウンター、テーブル席があり、テーブル席もそれぞれ特徴を、レジもレジらしくないアンティークな机でした。
カウンター席を利用、目の前のカップシェルフには様々なコーヒーカップがディスプレイされBGMは洋楽がライトにかかっています。
接客はマスターでしょうか、実年の男性。
自家製コーヒーリキュールとあんずのタルトを選択
自家製コーヒーリキュール
割とライトなものが多いですが、聞くと「強いですよ」と。
お味は、確かにリキュールは強いですがミルクも強いのでまったり円やか。
リキュールの強さの後にはミルクで満たされるのでトータル的には飲みやすく良かったです。
あんずのタルト
こちらも自家製、全体的にしっとり。
あんずはそんなにパンチはなく、タルト自体は甘い仕上がりで手作り感はよく出ていて「よくある味」ではありません。
特出はしていませんが、ブラックのコーヒーとよく合うお味なので試行錯誤して作られたのだと思います。
なかなかムードが素晴らしい「喫茶店」でした。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- 螢明舎
- 【住所】
- 千葉県市川市八幡2-4-9 かんていビル 2F
- 【営業時間】
- 10:00~23:00
- 【定休日】
- 年中無休