東京豆花工房
星2つ半が平均
本格的豆花がいただける専門店。優しい甘みにトッピングカスタマイズで自分好みの豆花を作れます
2015年オープン、淡路町A3出口から3分程にある台湾の伝統的なスイーツ豆花を専門に扱う東京豆花工房。
豆花は台湾のスイーツ。
どんなお味がするのかと言えば豆腐。
栄養素やカロリーもほぼ同じで、違いは原材料に豆腐ならにがりを豆花なら石膏粉もしくははさつまいもの粉を使うところ。
そこに甘いシロップをかけていただくスイーツです。
カロリーが豆腐とほぼ変わらずトッピングもヘルシーなものが多いのでダイエット向けと言え昨今の台湾スイーツの波に乗り人気に。
いくつか豆花をいただけるお店は多いですが専門店はそうありません。
オーナーは田邊与志久氏。
奥様が台湾人で日本と台湾を繋ぐお仕事がされたいと東京豆花工房オープン。
よって、お味は本格的で東京で一番本格的で美味しい豆花をいただけると評判です。
休日の13時頃訪問。
場所は都内を代表する蕎麦処かんだやぶそばの前、アンプレスが人気の珈琲ショパンのお隣にあります。
通り沿いはガラス張りになっていますが、寒いこともあり水蒸気で内部を伺うことはできません。
入店すると湿度に満ちた温かい店内に生姜の香りが漂いました。
お店はシンプルでナチュラルな造り、入って正面のガラス越しに並ぶのは豆花のトッピング。
白玉、タロ芋団子、タピオカ、小豆、白キクラゲ、ピーナツ、ハトムギ、さつまいも。
豆花は通常冷たいスイーツですが、冬季はホットも有。
訪問時は1月ということもあり、ホットのみで黒糖と生姜がありました。
スタッフは感じが良く丁寧な店主様と思われる男性お1人のみ。
お席はテーブル2卓で面積は狭めで待ちは1組。
メニューは豆花しかありませんので、回転は速く5分程度でお席へ。
通常の豆花は小豆やタピオカ、マンゴーなどのフルーツがスタンダード。
今回はシロップは黒糖、店主様に人気トッピングをお聞きしたところ好評だと言う全部のせをお願いました。
トッピング花豆<全部のせ>
温かさは優しい温度
黒糖シロップはさらさらで甘みは柔らか、後引きもさらっとしている濃厚系と真逆
花豆は豆腐でお馴染みの豆の甘みが生きている、舌触りは良く絹豆腐みたいな感じです
以前いただいた春水堂よりお豆腐に近くこたらのが本格的なのかもしれません
トッピングのハトムギは芳ばしく、タロ芋団子やややねっとりで相性良好
白玉は柔柔していますがソフトな甘みと合っていて、タピオカは鉄板ですので言うことはありません
小豆はふっくらまでは言えませんが全体に程よい甘さと深みを与え高相性
ピーナツはシロップに浸されたことにより食感はふにゃっとしてて、豆としての香りが増したいつもと違う印象
キクラゲはやや塊になっていたのでこれだけ冷たく、相性はやや不思議な感じ
さつまいもはやや硬めに仕上げてありました
やはり小豆とタピオカは必須の組み合わせでおすすめ
量はそれなりにありますが、全体的に優しいお味なので気付くと完食していました
伝統スイーツというと人を選ぶのではないかと思われがちですが、日本人が慣れ親しんだ豆腐系なのでどこか懐かしい想いがよぎりました
テイクアウトもありサクッといただけ、ローカロリースイーツなので軽くダイエットの時にも気にせずいただけます。
重くないスイーツがいただきたい時にぴったり、自分好みのトッピングでオリジナルを見つけるのも楽しい専門店でした。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- 東京豆花工房
- 【住所】
- 東京都千代田区神田須田町1-19
- 【営業時間】
- 11:30~18:00
- 【定休日】
- 水