FOOD GARDEN

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​裏参道ガーデン

​裏参道ガーデン

星2つ半が平均

古民家に6店舗が密集。珍しいほうじ茶ぜんざいは甘み控えめで食後にもいただける量です

2016年オープン、表参道駅からまい泉やパンとエスプレッソとがある裏参道方面へ8分程度。古民家をリノベーションして造られた複合施設裏参道ガーデン。

場所は住宅街の袋小路にあり、建物は1952年に建てられた一軒家古民家。

2階建てで1階は「食」、2階は「文化」をテーマに現在は6店舗が営業中。
外観は外階段のトタン屋根、張り出し、深めの木材を効果的に使用し古民家らしさを演出。
外門をくぐると砂利が敷かれた飛び石のアプローチを進み本扉へ。
このアプローチエリアにはテラス席がありました。

ガラスの引き戸を開けると内部は外観以上に日本家屋らしさがでていて床梁が印象的。
リノベーションされているので柱は新しさがありますが、建物を大事に改築したことを伺わせます。

この1階エリアに5店舗が入っていて仕切りはなく少し特殊なので驚くかもしれません。

平日の16時頃訪問。
入店するとお店の方が各店舗の紹介と利用方法を教えてくれました。

楽しみ方も見た目もフードコートそのもの。
お席は入って正面に長テーブル10席程度、後は各店舗にカウンター席。

店舗は日本茶をベースに使ったスイーツが楽しめる宇治園、本格的コーヒーが楽しめる珈琲日記、お団子等お餅を使った軽食、スイーツがいただける味甘CLUB、ビストロ和食ゴカク、夜のみ営業の日本ワインと国産焼酎が飲み比べできる郷MARGAUX。

長テーブルには各店舗のメニューがそれぞれ置かれていて、利用者は好きなお店のブースに行きオーダーをします。
面白いことに各店舗のお席に他店舗のドリンクが持ち込める点。
好きな店舗の好きなメニューをチョイスし楽しむことができる空間です。

お客様は若い方~30代位の方が多く男女半々。
外人さんの姿も見えました。

今回は宇治園に訪問しました。

スタッフは女性お2人。
とても感じよくお店の歴史やお茶の説明も熱心にして下さいました。

宇治園の創業は1869年、京都山城に仲買いとして歴史が始まり1941年に大阪に移転。
現在も大阪を拠点に直営店を10店舗程、喫茶としては喫茶去という店名で大阪エリアのみで展開。
東京にはここと歌舞伎座の地下に歌舞伎座店がありカフェとして運営しているのは​裏参道ガーデンのみです。

カフェでは深煎り煎茶小佳女とほうじ茶火男をいただけ、それをベースにしたスイーツを提供。
人気はクッキーコーンボウルの抹茶ソフトや抹茶パフェ、ほうじ茶パフェ。
ほうじ茶パフェにしようかと思っていましたが、ふとホットメニューが目に留まりました。
ホットメニューはぜんざいと安納芋ラテ。
ぜんざいは抹茶とほうじ茶、抹茶は見ることがありますがほうじ茶は中々見ることがありません。
お聞きすると茶葉を多めに入れたほうじ茶を点てて、甘みは控えめで量もスイーツ程度とのこと。

今回はほうじ茶ぜんざいとセットメニューでほうじ茶にしました。

ほうじ茶

急須で供され、3杯程いただけるとのこと
浅煎りでした

ガツンとはきませんが香りは豊か、さらっといただけます
スイーツと合わせるならこれ位の方が相性が良さそう

追加300円で楽しめ、スイーツもすっきりいただけるのでセットがおすすめです

ほうじ茶ぜんざい

甘み控えめで量も多くないとのことでこちらをオーダー
スタッフが目の前でほうじ茶を点ててくれました

ほうじ茶の中には粒餡と少し大きめの白玉3つ

いただくとほうじ茶は濃いめなので香ばしさが重めにでていてそれが場合によっては渋味と感じる程
ですがこの濃度だからこそ他の白玉や餡に負けずに存在感を発揮しているようでした

ほうじ茶自体は甘くなく、甘みを与えるのは粒餡で円やかに、ぜんざいらしい甘味に仕上げています
粒餡は全体の糖度の役割を担っているため甘め、とろっとしていて小豆は柔らかめ

白玉はプレーンとフレーバーが1種
どうやらほうじ茶らしいのですが、カラーはあってもお味が薄めなので特にお味は感じませんでした
口当たりはふわふわ系ですが、少し時間が経っているのか茹ですぎなのか水分で膨張している食感でした
スタッフが少ないので難しいのかもしれませんが、これも出来たて感があれば更に良かったように思えます

ほうじ茶テイストではありますが、全てを合わせるとほうじ茶は強すぎずぜんざいとしての立ち位置の方がしっかりしていました
確かに甘過ぎず食後でもいただける重くないお味、餡を少なめでオーダーすれば更に甘みが控えられそう

 

あまり見かけないほうじ茶ぜんざいがミニサイズで、ドリンクをセットしても1200円程度でいただけるのは嬉しいところ。
他店舗のメニューも魅力的だったので敷地内のお店をはしごする楽しさもあり。
拝見するとどの店舗もお値段が控えめでボリュームも少なめだったので、店舗全体のコンセプトなのかもしれません。
好みが分かれる友人と行っても気を遣わず各々で好きなメニューをオーダーできますし、シェアをしても良さそう。
様々な楽しみ方、利用方法がある複合施設でした。

DETAIL DATA

ico

アクセス、営業時間など

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