かんだやぶそば
星2つ半が平均
蕎麦御三家筆頭、注文を唄う様に読み上げる世界観も楽しめる江戸の蕎麦
1880年創業、東京を代表する藪蕎麦。
かんだやぶそば、並木藪蕎麦、池の端 藪蕎麦は藪蕎麦御三家として知られています。
歴史的建造物でも有名なかんだやぶそばでしたが、2013年に火災で消失してしまいました。
蕎麦は俗に白と黒に分けられ、白は更科、黒は田舎蕎麦。
系統分けにすると、俗に藪、更科、室町となります。
藪蕎麦とは、蕎麦殻がついたまま挽いたそば粉を用いた薄緑色の蕎麦のこと。
ちなみにこの蕎麦殻を除いて挽けば更科蕎麦になります。
かんだやぶそばは、外一。
外一とはそば粉が10、小麦粉が1の割合で混ぜたもの、計算的には、そば粉90.9%となります。
店内も消失前のイメージを再現。
オーダーが入るごとに「せいろう~1枚~」と読み上げてくれます。
ざるそば
外一ですから、ぶつっとしています。
麺は柔らかめ、素朴で癖はなく、蕎麦の香りは強くはないです。
1枚の量は少なめ、お昼として頂く場合は2枚は召し上がる方が多いそう、量もありますが、食べやすく苦手な方は少なそうなお味。
つゆは辛めということですが、出汁がしっかりしていて甘味も隠れていて、塩辛い訳ではなくこのつゆが大変美味しいです。
蕎麦湯はまろやかで甘味があるタイプ。
これをつゆと合わせると大変美味しいのでつゆは残しておくことをおすすめします。
最後は「有難う存じます」と送り出してくれます。
フロアはかなり広いですがサービスは行き届いておりさすが老舗代表格、世界観だけでも楽しめる、そんな空間です。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- かんだやぶそば
- 【住所】
- 東京都千代田区 神田淡路町2-10
- 【営業時間】
- 11:30~20:30
- 【定休日】
- 水