さゝま
星2つ半が平均
どこまでも滑らかな漉し餡は職人技を感じます
1931年創業、神保町の書泉グランデ等大型の書店がある靖国通り少し曲がったところにある和菓子店、さゝま。
歴史と品格を感じる佇まい。
こちらの最中はとてもレベルが高く、さゝま派か空也派かという位。
接客は奥様が丁寧に行ってくれます、お釣りは全て新札です。
最中はご進物か否かで包みが変わります。
1個単位で購入できますが包み紙に入れてくれるだけですので持ち歩きに注意が必要。
特にここの最中の種は極薄、少しの衝撃でもすぐ割れてしまいます。
何度か購入させて頂いていますが、今回も最中とシーズン物の饅頭と練り切りを選択。
最中
最中の皮は香ばしく香り豊か、空也と比べるとかなり皮は薄く壊れやすいので要注意。
餡はこし餡。
ねっとりどこまでも滑らかで口の中で溶けゆく餡は秀逸、これ以上のこし餡には出会ったことはありません。
甘みは空也より強め、お茶菓子に合います。
職人技を感じさせる素晴らしいこし餡、洗練されたお味。
空也かさゝまか、好みの領域ですが渋めのお茶と合わすならこちらかなと思います。
いつ頂いても上品な舌触りのこちらの最中は大好き。
ご進物なら箱単位で購入されないとおそらく袋になると思われます。
空也と違いかなり脆いのでその点はご注意下さい。
冬ごもり【右側】
練切り、中はこし餡と干し柿が練り込まれているそう。
カラーは仄かにオレンジ、ねっとり感とこし餡の口当たりは素晴らしいです。
特に柿のお味がするという感じではなかったのですが、最中と比べると甘さがすっきりしていました。
柚子饅頭
自然薯と柚子のお饅頭、中はこし餡。
柚子のいい香りが漂い、頂くとしっかり柚子の爽やかな香り。
自然薯のモッチリ感はありますが、生地は薄め、こし餡がいっぱい入っています。
柚子とさゝまのこし餡の組み合わせ、大変美味しかったです。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- さゝま
- 【住所】
- 東京都千代田区神田神保町1-23
- 【営業時間】
- 9:30~18:00
- 【定休日】
- 日 祝 不定休