花咲くタンポポオムライスはとろとろです

1931年創業、本店は日本橋にあるいつでも行列のオムライスの超人気店。

その中でも、十字に切るととろとろの卵が溢れ出すタンポポオムライス(伊丹十三風)が有名。
通常のオムライスをオーダーするととろとろタイプではないので注意。
タンポポ系ではナポリタンもあるそうです。

今回は池袋西武店地下一階のフロアの一角店舗の利用となります。
平日の昼、並びが出ていました、祝日だともっと並びそう。
頂いたらすぐ出るようなゆっくりするタイプのお店ではないので列は比較的早く進みます。

タンポポオムライスは、本店では2000円近くしますが、池袋店は1200円ちょっと、どうやらサイズに違いがある様。
待ち時間にオーダーを聞かれるので着席後直ぐにお料理が出され、ゆっくりする様な雰囲気ではないので回転率は良いです。

本店でないのでシェフのレベルが気がかりでしたが杞憂、実年のベテランが腕を振るう姿がカウンターから見えその手さばき、軽快な音に一安心。
お一人で通しでずっと調理されていたので大変そう、そんな忙しい一角ですが、スタッフの感じはいいです。

タンポポオムライス

十文字に切るととろとろの卵が溢れ出し、卵は評判通りとろとろでこの上ない口当たりです。
塩分は控えめで卵の甘さやバターの香りを引き出しておりプレーン、柔らかく丸いお味、大変美味しい。
チキンライスは、昔ながらのお味のタイプで甘め、ぱらっとしておりべちゃっとしてないのが良く、ケチャップは甘めですが主張はっきりしているので良く合います。
私はかけた方が好み、全体的に優しくしょっぱさはありません。
卵のとろとろ感は印象的でレベルが高いですが、お味自体は印象的と言うより懐かしいタイプ。
バターもまったりさはなく、パンチがあるものではないので平日のお昼に頂くのが合ってそう、今度はナポリタンを頂いてみたいです。