ちもと
星2つ半が平均
八雲もちは溶けゆく儚さ
1965年ちもと本店の軽井沢から暖簾分けで創業した、看板商品は八雲もちの都立大学に位置するちもと。
1日1000個売れるとも言われ、夕方頃に行くと売り切れていることも多いです。
八雲もち以外にも、夏季限定の八雲もちが入ったかき氷も大変人気で毎年ものすごい行列。
八雲もち、草だんご、ちもと饅頭、三冬饅頭を購入させて頂きました。
八雲もち
竹の葉の包みを開けると、茶色いお餅が姿。
黒糖とカシューナッツをベースとする香ばしさが広がり、円やかで甘さは控えめ、上品なお味。
特出すべきはその口当たり、卵白強め、マシュマロの様でふわっと切れ、カシューナッツの歯応えがアクセント。
団子で柔らかいというと羽二重を思い出しますがジャンルが違います。
賞味期限は5日程と思ったより長め。
軽井沢のちもと餅はカシューナッツは入っていないそうです。
草だんご
上新粉、こし餡、よもぎ、上白糖のみ、シンプルな原材料。
草餅の香りは強く、粒感を感じる程の草らしさで美味しい。
餡はこし餡、よく練られており上品に纏まっています。
ちもと饅頭
小麦粉、黒糖、上白糖、玉子、こし餡で作られています。
皮は、黒糖の香ばしさが出ている懐かしさを感じるお味、少し塩気があり草だんご同様、練られたこし餡で甘味は草だんごに比べると強いです。
三冬饅頭
ちもと饅頭そっくり外観をしていますが原材料が違います。
小麦粉、黒ごま、白あん、玉子、粒餡、中は想像以上に胡麻らしいお味。
粒餡は上品な甘さ、皮はしっとり系ではありません。
なかなかここまではっきりと胡麻を感じられるお饅頭は少ないように思えます。
全体的に「品」を感じるお味。
お店の方向性がはっきりしているので、味に大きな開きはなくハズレは無さそうです。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- ちもと
- 【住所】
- 東京都目黒区八雲1-4-6
- 【営業時間】
- 10:00~18:00
- 【定休日】
- 年中無休