コアントローで魅せるクレープシュゼットの有名店

1969年創業、芦屋で始まった洋菓子店アンリ・シャルパンティエ。
スペシャリテはクレープ・シュゼット、アシェットデセールを楽しめるアンリ・シャルパンティエを創立したきっかけともなった一皿。
東京でアシェットデセールが楽しめるのは銀座と日本橋高島屋、銀座店は2015年リニューアル。
以前は分煙でしたが完全禁煙となりました。

ガトー、焼き菓子等はデパートで見かけることも多くちょっとしたおもたせに使い勝手がいい全国区パティスリーです。

今回はリニューアル後になっては初訪問、平日の15時頃、お席は60席程度あるはずですが待ちが出ていました。
そんなには待ちませんでしたが、人気は安定もしかしたらリニューアル前よりあるかもしれません。

ドームノアール

球体ショコラにフランベしたリキュールをかけ溶かすスタイル、下に散りばめられたのはナッツ。
イメージ的にはドゥバイヨルのアバランシュリキュールバージョン。
リキュールをかけ、さらにベリーソースをかけ完成となります。

中から姿を現すのは、上層から生いちご、ショコラ、アーモンド系のパルフェでナッツの量が多いのでアクセントを通り越して中心に感じるお味。
パルフェだからかアイスの様に過度に冷たすぎず、溶けにくいのがポイント。
冷たいのでアイスと一括りにするには口溶けがやや違います。
ショコラパルフェは濃厚さがあり、ドームのショコラはスタンダード、いちごはジューシー、回りに巻かれているようなのは塩気があるバニラテイスト。
全体的に甘さはしっかりしていますが、内容のバランスはよくリキュールはきりっと強めなので纏まっています。

ウーロン茶ザクロ

おすすめとしてでていたので合わせたのがこちら。
香り高く、ザクロを感じますがいただくとそこまでザクロの強さはありません。
さっぱり、ライトに飲め爽やかで邪魔せず確かによく合っていました。

 

最後にスタッフの方にお聞きすると休日は20組程度は待つらしく外出可能になる程とのこと。
いつ来ても接客は安定、気軽にアシェットデセールを楽しむには良いです。

 

【2015/08池袋店】

色々なところで利用させて頂いていますが、今回は池袋店でガトーをテイクアウトでお願いしました。

いちごを味わうクレープ包み

クレープは歯応えがあってもっちり、しっとりしてて美味しく、いちごはまずまずの甘さ。
上にちょこっと乗ってるクレームシャンティは甘みが強くてこってりしていて、あまり高級なお味には受けませんでした。

フィリングのいちご色のムースは酸味もあり、更に中心に進むと粒を感じるいちごソースがとろけ出します。
そのとろけ方も色もなかなか綺麗でケーキ内部も美しく、全体的に纏まったお味で良かったです。