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カナルカフェ

カナルカフェ

星2つ半が平均

水上ウッドデッキカフェ。都内とは思えない広がる青空に四季の風、気兼ねなく楽しめるカフェ

1996年オープン、飯田橋駅西口から1分程の外堀通り沿いにあるランチ、スイーツやリキュールまで楽しめるお堀に浮かぶ水上ウッドデッキのカナルカフェ。

時々創業が1918年とありますが、これはカフェではなくボート乗り場。
こちらは元々東京に初めて出来たボート場で平成にボート人気に陰りが見えたため、憩いの場として96年にカナルカフェをオープンしました。

春にはデッキ正面の外濠沿いに桜が咲き乱れ、桜吹雪がお堀の水面を揺らし花筏を描く飯田橋有数のお花見スポット。
また、お堀にはボートがあり利用すれば川岸の桜を仰ぎ見ることもできるのも人気の一端。
大人気カフェなのでオンシーズンにはオープン前から長蛇の列。
このシーズンは桜の美しさを堪能でき良いのですが、ウッドデッキの良さを感じることはなかなかできません。

ウッドデッキとして楽しむならオフシーズンがおすすめ。
平日ともなれば人はまばらで広がる青空と四季の風、直線に伸びる静かなデッキ沿いに歩を進めると小さな軋む音が水上にあることを認識させ、ちょっとした異国リゾート気分が味わえます。

お店はエントランスのアーチゲートをくぐるとRestaurant sideとDeck sideの二手に分かれています。
Restaurant sideは屋内、お堀方向に向かってガラス越しに映る景色を楽しめます。
Deck sideは水上ウッドデッキ、長細くカウンター席が伸びていて奥にはパラソルやウッドテラス、テーブル席があり席数自体は多めです。

Deck sideはセルフ方式。
Restaurant sideとは違い、カップやスイーツカップも簡易でテイクアウト用、使い捨てのものが多く使われています。

平日の14時頃訪問、天気も良いのでDeck sideを選択。
まずはカウンターで注文をする先会計スタイルで訪問時のメニューはケーキが6種類程、ドリンクはソフトドリンクやワイン、カクテル、お食事はピザやカレーなど。
アイスショーケースにはパリヤのジェラートの様なカラフルでキュートな自家製ジェラートが並びます。
ドリンクやフード系は一般的に想像するテイストが多く、珍しいものはありませんでした。
一方で桜を象徴するカフェとして、珍しく通年桜テイストのカナルカフェ桜ロールが販売されているのが印象に残りました。

ケーキの中からチェリーパンナコッタ、カクテルでディタトニックを選択。
テラス滞在中はお客様は殆どいらっしゃらず秋空の綺麗な日でも穏やかに時が過ごせました。

お席は奥のウッドテラスのテーブル席にしました。
お堀を隔てた目の前には緑が映える桜の木々と2分間隔運航している中央線の電車が見え、遠くから聞こえる音に煩わしさはありません。

サイトでの紹介で「野鳥、亀や鯉などのたくさんの生物~」との記載がありましたが特にその様なものは・・・と思っていたらテーブルにすずめ。
すずめから人間にかなり近づいてきて、どうやらお零れ待ちの様で人懐っこいすずめ?というのも初めて見ました。

ウッドデッキの異国感、お堀から届く心地よい風と可愛い野鳥、はためくフラッグと都会の中心とは思えないここだけ抜け出したような静かな空間です。

*写真奥に映るのは中央線

チェリーパンナコッタ

下はパンナコッタ、上にチェリーコンポート、クリーム、チャービルやショコラ、ベリーが色を与えます
サイズはあまり大きくありません

クリームですが、意外なことに桜クリーム
ふわりと春の香り、ダークチェリーのコンポートはジューシーですがリキュールっぽさはなく、下層のパンナコッタはミルキーでさらりとした口溶け
全て一緒にいただくとどれも癖がなく食べやすいお味
重くなく食後でもさらりといただけました

 

ディタトニック

量はそれなりにありますが、弱めなので普通のドリンクの様にいただけて強く酔うことはなさそう
炭酸はしっかりめ、解放感溢れるテラスの雰囲気と交わりいつもより強く感じる爽快感
合ったテイストですっきりしていて良かったです

オフシーズンは穴場で敷地面積があるので狭さを感じさせません。
強い都内の風ではなく柔かな季節の風というのも癒しをくれます。
セルフということでスタッフに気兼ねせず思い思いに過ごすことができる都会の水上オアシスカフェ、また気軽に訪問したいお店です。

DETAIL DATA

ico

アクセス、営業時間など

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