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カフェクレープ

カフェクレープ

星2つ半が平均

バラを象った鮮やか、華やかに咲くクレープ。フォトジェニックな限定メニューです

2016年オープン、六本木ヒルズヒルサイドにある美術館タイアップメニュー、シーズナルメニューが毎回ガーリーでフォトジェニックなカフェクレープ。

本店は1977年創業、それまではなかったクレープにフルーツや生クリームを包むスタイルを考案し和製クレープ文化を根付かせた「カフェクレープ原宿竹下通り店」。

当店は六本木ヒルズヒルサイド2階、有名なスパイダーオブジェやエレカフェの近くにあります。

外観、店内共にブルー系1色の店舗で、奥まった所ではありますが特徴的なカラーが人目を引くので見落としはなさそう。

店内はラピスラズリカラーにインテリアもブルー系。
鮮やかなコバルトブルーに淡い濃淡模様のラピスラズリカラーは単色ブルー特有の冷たさはなく落ち着きがあります。

入口の両サイドにはコリント式柱、ライトはシャンデリア、壁にゴシックミラーが掛けられ、ワインボトルをインテリアとして置き、テイクアウト系のお店の特徴として上部に飾られたメニューはブラックボード。

左側は採光のとれるフィックス窓、所々に効果的に鏡を配置し反射効果で店舗を圧迫感なく大きく見せると同時に明るさもあり。
ファーニチャーはダークブラウンの木製丸デスクにシックなヨーロピアンテイストチェア、女性らしさもありながらも甘くなり過ぎない造り。
そしてふと見上げればヨーロッパの楕円天井画と失礼ながらクレープ店とは思えません。

小さな店舗ではありますが造り上げた蒼いゴシック空間が広がります。

当店は内観だけでなく、六本木美術館の展覧会とのタイアップメニューとシーズナルメニューも特徴の1つ。
飾ってそれらしく見せたものではなく素材にも拘り、お味と華やかさを両立させたクレープ。
チェーン店=どこに行っても同じというイメージをメニューでも払拭しようとする店舗の方向性を感じる映える人気限定品です。

今回はマリーアントワネット展監修の2月末まで提供されている1日10品限定「クレープ ルイ」をいただきに訪問。
マリー アントワネットが愛した真っ赤なりんごをバラに象ったラグジュアリー漂うフォルムはネットでも話題です。

訪問時間は12時頃。
売切れ時間は日によって変わるそうで、事前にお電話したところまだ余裕があるとのこと。
到着すると店内は学生さんから60代くらいのご夫婦、ビジネスマンお1人、外人さんと幅広い方で賑わっていました。
カフェクレープのお客様は20代位ばかりかと思っていましたが誰でも居心地良く過ごせそうです。

スタッフは若い女性が数人いらっしゃりどなたも感じ良く退店時にも1人ずつお声がけもしていました。

タイアップメニューを拝見するとウェブでは1種類だけだったクレープ ルイが2種類あります。
コンセプトはりんごで変わりませんが、1種類はネットあったものともう1つはコムハニーと青いショコラで飾ったもの。

シーズナルメニューはラ アムール バレンタインクレープ。
バレンタイン仕様で情熱的な赤で仕上げたこちらも印象的。

人気はやはりクレープ ルイ。
限定10品とのことですが私が滞在時にも少なくても5品はでていました。
ですので日によるかもしれませんが10品以上ある可能性があります。

お席はテーブル8卓程度とスタンディングがあり、テーブル席へ。

お水はセルフでフルーツウォーター、リンゴの香り漂うになるすっきりするお味。

オーダーはネット掲載されていたクレープ ルイにしました。

運んで下さるのでふかっとしたソファに座りサーブを待ちます。
クレープ ルイはとても写真映えするので待っている間にも老若男女問わず撮影に夢中になるのが印象的でした。

クレープ ルイ

渡されたクレープは思いの外大きめでフィリングたっぷりなので重さもあり
見た目は想像通り華やかです

構成は上からセンターにバラを象ったりんご、周りにいちご、エディブルローズペタル、ローズゼリー、中層はクレームシャンティ、チーズクリーム、りんごのジュレ、ベイクドアップル

中央のりんごはりんごジュースで煮てバラの形にしたもの
手が込んでいるので作り置きになるため、香りやパサつき防止に手を加えることで防いでいるよう
よって薄めではありますが味抜けはなくシャキッとした歯応えも残っていました

いちごはシーズンなのでコンディションは良好、エディブルローズペタルとローズゼリーが嫌味にならない程度にふわりと香り女性らしさを演出

生地は厚くはありませんが強度あり、もっちりしていて少し甘やか

クレームシャンティの量はそれなりにありますが甘みはさらりとしていて、深みがあるタイプではありませんがその分食べやすいです

下層になると混ざるようにコクのあるクリームチーズ系が入ることにより変化があり、そのすぐ下にカットされたベイクドアップル
ベイクドアップルは甘酸っぱいお味、りんごのジュレが入っているからというのもありますが水分量あり
以降最後までベイクドアップルが中心となりクレームシャンティで終わるクレープではありません

ウェブではバラソースの説明もありましたが特に感じませんでした
写真と実際はやや違う感じにも受けたので説明はおおよそのものかもしれません

大きさがあるので甘さもいうより生地にカロリーがあるので朝食位に丁度良さそう
下層も酸味のあるベイクドアップルなので後に残る甘さもなくいただきやすいお味でした


スタンダードメニューよりは値が張りますがシーズナルメニューは見た目、内容ともに満足感あり。
毎月何かしら特別なメニューが出ていそうですが、公式SNSでの発信がないので店頭チェックになるかもしれません
オリジナリティあるガーリーなクレープは女性受け間違えがない華やかさ。
次はどんな綺麗なクレープに出会えるか近くに来たらまた寄ってみたいと思えるカフェクレープでした。

DETAIL DATA

ico

アクセス、営業時間など

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