カフェ アリヤ
星2つ半が平均
外はカリッと中はとろっともっちりのフレンチトースト。飾りつけなしの生地勝負のお味
新宿3丁目駅A1出口から2分程度明治通りに面したところにある都内有名フレンチトーストの一角老舗喫茶アリヤ。
立地が良いのですぐに分かりますが、三角フラッグのオレンジベースにブラックでCAFEの文字が誘目性の基礎となる組合せで一際目を引きます。
お店は地下、電波は良好、老舗喫茶ですが2016年5月より全席禁煙に。
スペシャリテはフレンチトースト、フランス発祥ではないのにフレンチと呼ばれているのは知られていて最近ではパンペルデュと呼ぶ方も増えました。
平日の12時頃訪問、店内の回転は良いのですがほぼ満席。
お客様は10~40代で男女半々、ホールは若い方で感じよく案内してして頂きました。
内装はレトロまではいきませんがベージュベースにブラック系ソファ、床は落ち着きのあるブラウン木材のオーソドックスな造りで安心感を与えます。
お客様の全員と言って良いほどオーダーされるのがフレンチトースト。
ランチにはスープセットがあり880円~、フレンチトースト単品なら570円~と都内では考えられない様なお値段。
フレンチトーストは美味しいけど量が多いと思う方にはドリンクのオーダーが必要になりますが、他店にはない「フレンチトーストハーフ」も有。
トッピングは別添え。
お店おすすめのブルーベリー×クレームシャンティソース、メープル×クレームシャンティソース、キャラメル×クレームシャンティソース等約6種類から選択可能。
多くのトッピングを味わいたい場合はフレンチトーストミックスがありますが、こちらは通常のフレンチトースト自体が1.5倍程度の量になるのでお1人様の完食は難しそう。
他は季節物ソースがあり訪問時は白桃ソースとフローズンヨーグルト、こちらは別添えではなく既に生地にかかっているスタイル。
ドリンクは珍しいテイストを扱っていて、例えばシベリアンアイスティー(ミント系)、ペルシャンアイスティー(果汁入り系)、後は12星座別にテイスト分けされた紅茶がありました。
こちらのは日本らしいフレンチトーストのソフトな味わいが特徴、海外勢らしい濃厚で量も関係していますが重い感じではありません。
少しお腹が空いていたらスタンダードサイズでも苦なく召し上がれると思います。
フレンチトーストは好きですが重いと感じていた1人なので、フレンチトーストハーフとペルシャンアイスティーを選択。
フレンチトーストハーフ
程なくしてサーブされたフレンチトースト、ランチ後のスイーツでしたらこれ位で十分と思える量
お店の方向性としてナイフはついてきません
評判通り外はカリカリ、中はしっとりもっちり癖ないお味で食感のコントラストがよく表現されています
アパレイユがしっかり染み込んでいて外側に向かってはとろんと、中心部も染み渡ってはいますが少しだけパンとしてのお味ともっちりさを残すことにより重さを回避
パンを感じ過ぎてもパサついてしまいますし、全体に染み渡り過ぎたらどろっとした仕上がりになるので難しいところですがこちらのは配分がベスト
卵と牛乳、エッセンスと思わせる香りと柔かな甘みが包み込みくどさがありません
何もつけなくても美味しくいただける日本らしい円いお味です
甘酸っぱく生地とよく合うブルーベリーソースは果肉入り
クレームシャンティはふわりとしていて糖度はそれなりにあり
甘いものが好きな私ですが、ブルーベリーソースだけの方が優しい味わいを楽しめました
外のカリッとさ、とろりとした感触、内部のふわっもちっとした食感、それぞれの特色がよく生きた細やかな食感を楽しむフレンチトースト
ソースは別添えの方がより強く感じられるかもしれません
ペルシャンアイスティー
紅茶×グレープフルーツに下層にザクロシロップの構成のアイスティー
オレンジが添えられたピルスナーの様な長めのグラスで量はそれなりにあります
混ぜると綺麗なレッドカラーになり「紅茶」として味わうものではありませんが、ザクロシロップで甘みを出し、グレープフルーツでさっぱりとした仕上げた女性向けのお味
飲みやすく、フレンチトーストとの相性も良く美味しくいただけました
過度な飾りつけをしないフレンチトースト本来のお味で勝負、1000円位のお値段でこのお味が楽しめるのは嬉しいところ。
食感、甘さ共に安定感のある完成されたお味、他のフレンチトーストが少し高く感じてしまうかもしれません。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- CAFE AALIYA
- 【住所】
- 東京都新宿区新宿3-1-17 山本ビルB1F
- 【営業時間】
- 10:00~22:30
- 【定休日】
- 年中無休