コーヒーハウス ニシヤ
星2つ半が平均
マロッキーノやビッチェリン、シェケラート等珍しいフレーバーが楽しめる本格的カフェ
2013年オープン、渋谷駅から8分程。六本木通りから明治通りに抜ける道沿いにあるバルの様な外観と日本ではまだ珍しいテイストのコーヒーを扱うコーヒーハウスニシヤ。
代表はジャパンバリスタチャンピオンシップで準優勝をされた芸術的な雰囲気が漂う西谷恭平さん、笑顔が素敵で丁寧にお話をされる方です。
お店のロゴはドアやサイトに描かれているフルール ド リス。
芸術的、表象的、王権的、象徴的等、様々な解釈がされる紋章として知られています。
店内はバルの様なスタイルでお席はスタンディングとハイテーブル、お外にテラス席。
人気店なので休日は混み合い、待ちがでることも。
スタッフはカウンターセンターに西谷さん、ホールに男性お1人の体制。
お客様は20代後半男女からサラリーマン、常連様まで様々でした。
メニューですが、お昼はクロックムッシュ等の軽食ランチ、夜はコーヒーに主力を置きながらもバースタイルになるそう。
お昼のドリンクはスタンダードなエスプレッソ等に始まり、抹茶系、ホットオレンジ等。
他にも日本ではまだなじみの薄いマロッキーノやビッチェリン、エスプレッソシェケラート、意外にメニューとして置かれていないエスプレッソ×ホイップクリームのカフェコンパンナ等もあり約全25種と種類豊富。
人気はカプチーノ、フードでは自家製のコーヒーに合う様に作られているというプリンです。
今回は1年以上経っての再訪問。
接客は以前と変わらず良く、今回は平日ということもあり空いていて店内のハイテーブルを選択。
ネットでは拝見したことはあるものの、いただくのは初めてのマロッキーノにしました。
マロッキーノ
マロッキーノの通常レシピはエスプレッソベース、底にショコラシロップを入れ、上にはホイップクリーム、ココアパウダーをかけたもの。
よってそんなにサイズはそんなに大きくありません。
こちらはショコラシロップではなく固形のショコラを使用、フォームミルクを固めに仕上げているとのこと。
程なくサーブされたマロッキーノ、美しいフォルム。
紙おしぼりを持ってきて下さり、ココアが口についてしまうのでお使い下さいとのこと。
細かい気遣いが嬉しいです。
ほんのり温かいコーヒー。
添えられているスプーンは下の固形のショコラを掬うため。
フォームミルクは仰った通り一定の固さがあるので溶けださず綺麗なコントラストを保ったままでした。
ショコラは甘みが強め、ペースト状になっていないので少し塊でいただくと甘さがグッときて溶かせば円やかに。
お砂糖と違い完全に溶け合う訳ではありません。
ですが、それが功を奏し糖度の調節がし易くなっていて甘味を控えたい方は溶かさずいただければ好みの糖度にすることが可能。
フォームミルクがお味に丸みをもたせるのでエスプレッソらしい強さは感じず、ショコラの甘みが交わるお洒落な味わい。
エスプレッソが苦手な方もいただけるお味となっていました。
量も多くないのでちょっとした休憩で手早くいただけるので、お洒落で美味しいコーヒーがいただきたくなったらおすすめ。
お店の雰囲気、スタッフも良くお会計は600円、再訪しない理由が見つかりません。
もう少し駅近にあったらもっと頻繁に通いたいカフェです。
【2015/06】
休日の16時過ぎに訪問、満席でしたのでテラス席を選択。
エスプレッソシェケラート
シェーカーに砂糖と氷を入れ、そこに淹れたての熱いエスプレッソをいれてシェイクしたもの。
サーブ時にはエスプレッソが沈んでおらず、沈んだら飲み頃とアドバイス頂きました。
ベースの甘味はほのかに甘いタイプ、オーダー時甘さの調節可能。
基本あまり甘くないので甘いのがお好きな方は事前に相談された方が良いです。
酸味と苦味をしっかり感じますが、後味の爽やかが良質で癖になるお味。
半分以上いただくとスタッフがミルクを持ってきてくれお使いくださいとのこと。
入れるとマイルドになり泡も残ることなく最後まで綺麗にいただけました。
ゆっくりじっくり味わいたいお味です。
カスタードプリン
今時の滑らかなプリンと違い固め。
おそらく卵の量が多めなのかもしれません、現に卵のお味が主体でカラメルはパンチのあるお味。
濃厚でデザート的なプリンと違いコーヒーを生かす様に作られている自家製らしさがでていました。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- コーヒーハウス ニシヤ
- 【住所】
- 東京都渋谷区東1-4-1
- 【営業時間】
- 10:00~20:30
- 【定休日】
- 火