可愛いだけじゃない、美味しい苺にゃんバタートーストと綺麗で美味しいラテアート

2012年オープン、湯島駅から7分程。湯島天神と神田明神の中間地点にある美味しく可愛いラテアートとフォトジェニックなスイーツに出会えるサカノウエカフェ。

オーナーは脱サラして開業されたという町山友康さん。
とあるコーヒー豆専門店との出会いで出店することを決心、自慢はその豆を使ったブレンドコーヒー。
キッシュやケーキは奥様の手作りです。

3/5まで開催された「ねこまつり at 湯島」に参加し、その時に好評を博したのが「苺にゃんバタートースト」。
SNSで拡散した超絶に可愛いそのフォルムは瞬く間に話題に。
忘れられずにいたそのスイーツがこの度期間限定で復活したとのことで訪問してきました。

場所は店名の由来通り三組坂上にありました。
三組坂下から坂上まではなかなか急で上がって一息つくと、交差点の角地に外観からアットホームな雰囲気を感じられるのが当店となります。

店内は木目調の床にウッドテーブル、壁はホワイト系のナチュラル空間。
外観通り店内もほっとする空気が流れています。

スタッフは男性お2人、オーナーの町山さんともう1人いらっしゃってとても感じが良いです。
お席はテーブル6卓程あり、女性を中心に親子連れやお1人様がいらっしゃいました。

前述のねこまつりには第1回から参加されているようで、店内にはにゃんこを感じさせる小物が適度にディスプレイされています。
心に残ったのは、ねこまつり＝知名度アップというより本当にねこがお好きということ。
さり気なくキャッシャー前に置かれた手作りの猫ちゃん募金箱は出来合いの募金箱とは違う想いが伝わりますし、facebookには猫ちゃんを探されている飼い主様の情報をすぐにシェアされるなどお人柄を感じさせます。

フードメニューはパスタやサラダ、スイーツメニューは苺にゃんバタートーストや色使いが可愛らしいフレンチトーストが並び、別紙でかき氷のご案内もありました。
当店は実はふわふわのかき氷も人気でテレビで紹介された程。
基本盛付が可愛らしいお店で苺にゃんバタートーストに限らず、シーズンによってサラダがリース状になっていたり、かき氷に雪だるまがついていたり派手さや奇抜さではない可愛らしい温かなビジュアルです。
コーヒーはアイスやモカ等約8種類あり、ラテアートが楽しめるのはカフェラテとヘーゼルナッツラテ、キャラメルラテ。

◆ヘーゼルナッツラテ

絵柄はシーズンによって異なる様でネットを拝見するといつも違います
綺麗に丁寧に描かれたラテアート、その可愛さにお写真を撮らずにはいられません

お味は程よく甘く、少しビター
優しく刺激がありません

私はコーヒーが好きでも、強すぎたり豆が少し古い？と酔ってしまい某チェーン店には行けません
ですが当店のラテはお腹が空いている時にいただいても柔らかで酔うことはなく、見た目通りのソフトなお味でした

◆苺にゃんバタートースト

オーダーを待っている間にもお問い合わせのお電話が何回もあったのがこちらのメニュー
期間を知らずに訪問してしまったのですが、偶然まだメニューにありました
ちなみにこの期間を過ぎますと、次回は9月にいただけるそうです

サーブされた苺にゃんバタートーストは可愛いだけでなく、細やかさがありました
厚切りの食パンの上に寝そべった猫ちゃんのフォルムは餡でできていて、立った尻尾はチョコレート
手を乗せているのはキャロット型バター、大人しいカラーの中に苺が色を添えます
丸皿のブランクに箇所には粉砂糖でニャーと書かれセンスがあるビジュアルです

いただきかたは・・・・・苺をパンに乗せて猫ちゃんを挟んでいただきます・・・・
確かにそれしかないのですが、なかなかできませんでした・・・

餡はこし餡、甘さは強すぎず甘酸っぱい苺との相性が良好
バターでコクがでていて、バランスが良いです

とても可愛いだけに、正直お味はどうかな？と失礼なことを思っていましたが、空腹時にいただいても重くなることはありませんでした
見た目だけでなく美味しさもあるトーストで出会えて良かったです

 

雰囲気、お味共に優しさを感じさせ柔かな気持ちにさせてくれるカフェ。
ちょっと坂を上がるのが大変・・・ですがその坂の上にあるからこそこのコンセプトが色濃く伝わるのかもしれません。
次回は好評なかき氷もいただいてみたい、可愛い素敵に出会えるサカノウエカフェでした。