ザ・東京フルーツ パーラー
星2つ半が平均
幻のマンゴー、ゴールドクイーンのパフェ。その糖度は23度にも達します
2015年オープン、自由が丘駅南口から徒歩7分程度パティスリー王国での唯一のフルーツパーラー。
大通りには面していますが回りは住宅街の雰囲気です。
休日の15時過ぎに訪問。
店内はホワイトベースにアクセント的ポジションでオレンジが使われています。
お席は4席程で1席空きあり。
テーブルの上には小さな生花が色の幅を与え、程なくしてレモン入りのウォーターがサーブされました。
店内は柔らかなフルーツの香りが漂い、ショーケースにはフルーツを使用したガトーが並んでいます。
かき氷もやっており、氷は専門店でも取り扱いをしていない所もある天然氷蔵元の一つ、日光天然氷蔵元・松月氷室の天然氷でした。
こちらの氷は最近人気急上昇中のハチクと同じです。
オーナーは前田多保さん、大田市場の果物の仲卸業務を担当しているそう。
都内では取り扱いの無いフルーツを仕入れていて今シーズンはマンゴーのゴールドクイーンがありました。
3500円ですが裏切らないお味とのことでこちらを選択。
ゴールドクイーンとはその名の通り黄色いマンゴーで多くは高知が有名なようですが、伺った時は鹿児島産のものでした。
糖度はなんと23度だそで、通常のマンゴーが15度~20度程度と言われているのでそれ以上、ぶどうでの最高値が23度なのでそれと同等。
お店の方曰く蜂蜜の様とのこと。
接客は丁寧、親切に実際のゴールドクイーンを見せてくれたり感じ良く接していただきました。
ゴールドクイーンパフェ
上層からバニラアイス、フリンジにはゴールドクイーンとオレンジ、その下にはクレームシャンティ、ゴールドクイーン。
多くがゴールドクイーンで占められたリッチなパフェです。
提供時からマンゴーの香り高さに包まれ、お味は当然のことながら甘くコクがあり香りが鼻腔から抜けていきます。
甘さも安っぽい甘さではなく、繊維っぽさや酸味はなく癖が無くとても上質。
熟度はとろとろではなく、多少の歯応えを残しています。
オレンジは良い比較対象になっていて、単体だと美味しいオレンジだとは思いますがゴールドクイーンと比べると甘みは薄く水っぽさも感じてしまうほど。
バニラアイスはビーンズ入りでくどくなくフルーツの邪魔をせず、クレームシャンティは甘さ控えめの液状に近いタイプで重さはありません。
フルーツのことを考えられた仕上がりです。
普通のマンゴーに比べるとかなり良いマンゴーではあり比べれば驚くと思います。
ですが、御料理宮坂で水物として宮崎のマンゴーが少し供されましたが深さはあちらのがあったかもしれません。
パフェの後にはサービスでぶどうと宮古島パイナップルをいただき、パイナップルは酸味が気にならず良かったです。
最近のフルーツパーラーは意外にフルーツが酸っぱかったり、お安めでも質が一定じゃない所も多いですがこちらは安定感あり。
フルーツに拘ってもアイス類が置き去りということもありますがそれもありません。
全体的に愛情を感じる仕上がりでパフェには種類があり質が良さそうでお値段もこれよりずっと控えめだったので今度は他のもいただいてみたいです。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- ザ・東京フルーツ パーラー
- 【住所】
- 東京都世田谷区奥沢5-37-9
- 【営業時間】
- 11:00~19:00
- 【定休日】
- 水