ザ パレス ラウンジ
星2つ半が平均
スノーホワイトの様な人気スイーツ、マロンシャンティイ
1961年創業、2012年にグランドオープン。地下鉄大手町駅から直結、皇居の緑とお堀に最も近いホテルパレスホテル東京。
リニューアルして然程経っていないので綺麗さがあり、旧パレスホテルからの象徴のクラウン、ミシュランの富麗華の傘下琥珀宮等のレストランでは広々と広がる皇居とお堀を間近で捉えながらお食事ができるラグジュアリーホテルです。
こちらのホテルへの訪問回数は4回。
今回はザ パレス ラウンジにスイーツタイムとして訪問させていただきました。
場所は1階、ホテルへ足を踏み入れるとすぐにあります。
天井が高く仕切りがないので解放感に溢れていてガラス張りの窓からは緑と光を届けるホテルらしい造り。
そこに暖炉の炎が揺れ、本棚の様なディスプレイがあるリビング的要素を合わせた空間。
ティーハウスと言われるだけありティーマスターが厳選した世界48種類の茶缶が天井まで飾られているのも目をひきました。
当店の人気は和×洋の重箱でいただくアフタヌーンティー(14時より提供)と優雅にクレームシャンティで形作られたマロンシャンティイ。
特にマロンシャンティイは有名でスイーツをオーダーされる方の殆どがこちらを選択される程。
休日の13時過ぎに訪問。
お席は9割程埋まり、ソファ席へ案内されました。
座る方向によって茶缶のディスプレイも窓からの景観も臨むように配置されているのでどこのお席でも景色は一定しています。
突然行くことを決めたのでマロンシャンティイという名前を忘れてしまっていたのですが、余程有名なのかキーワードだけですぐに「マロンシャンティイでございますね」という返答が。
見渡すと他のテーブルには外人のお客様、年齢層関係なくマロンシャンティイが見られました。
接客は何度訪問してもにこやかで感じよくサービスレベルは高く安心して利用できます。
オーダーはマロンシャンティイ、ドリンクセットは紅茶、珈琲、アロマティー、チャイニーズティーから選べアロマティーのホルシュタイナーグリュッツェにしました。
マロンシャンティイ
10分程でサーブされた姿は評判通り真っ白で美しくフェミニン
クレームシャンティでクロッシュフォルムを形成していて、口金でデザインしたイメージはプリーツフレアスカートにひだ飾りを入れた様
女性ならきっと喜ぶ少しファンタジーで可憐なスノーホワイトカラーのマロンシャンティイです
見た目は中までクレームシャンティたっぷりなのかなと思ったのですが、実は2/3がマロン
外側をクレームシャンティでコーティングした造りとなっていました
クレームシャンティはふわふわでエアリー
ミルキーなお味で脂肪分もありますが、重々しくはありません
中のマロンはマロンペーストとの説明でしたが、マロンコンフィをクラッシュしたもの
隙間なくぎゅっと入っていてお味は濃厚なマロンコンフィより軽い、感覚的には甘露煮程度
なのでたっぷり入っていても意外にもたれることもなくいただけました
最下層にはビスキュイが敷かれ、かなり薄めでありながらも卵のお味を出しているもの
マロンのみでいただくと風味はまっすぐ伝わりますが然程強い方ではないよう
クレームシャンティを一緒にいただくと弱くなり洋物のスイーツとしての風味が完成されます
口溶けが良好なので量があってもいただけるように考えられていて、ザ パレス ラウンジオリジナルスイーツの印象
よってモンブラン的なものを想像されると異なり、感覚的にはマロンミルクテイスト
甘過ぎるということはありませんが構成がシンプルなので抑揚があるお味ではなく合わせるのは甘くないドリンクが合い、お腹も張るので余裕がある時におすすめです
ホルシュタイナーグリュッツェ
葡萄、ハイビスカス、ドライフルーツのブレンドティー
ポッドでサーブされ、葡萄の香りがいっぱいに広がるティー
ベリーの酸っぱさと華やかさのあるお味
酸味も強すぎないのでマロンシャンティイの風味を邪魔し過ぎず、甘みをすっきりさせてくれました
ですが、スタンダードに楽しまれるならやはり珈琲やフレーバーが先行しない紅茶が合うかもしれません
セットドリンクですと紅茶と珈琲のみからしか選べないことが多いですが、アロマティー、チャイニーズティー共に5種類用意されていて妥協せず決められ良かったです
華やかで可憐なマロンシャンティイは一見の価値あり。
女子受けはとても良いと思うのでお友達同士やデートの時にもぴったり。
ホテルの安定した接客を受けながら、リビングインテリアによく合った優雅なスイーツでした。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- ザ パレス ラウンジ
- 【住所】
- 東京都千代田区丸の内 1-1-1
- 【営業時間】
- 10:00~24:00
- 【定休日】
- 年中無休