クレミアの薔薇が舞うパフェは美しく華やか。直営店のみのアレンジしたお味が楽します

2010年オープン、渋谷駅ハチ公口から井ノ頭通りを原宿方面に6分程。クレミアを使用したパフェやアフォガードが楽しめるドルチカフェ シルクレーム。
パフェやクレープ、アルコール、お食事等一様に全てが揃ったランチ、ディナーメニューもある通しカフェです。

今回は濃厚なクレミアを使用した薔薇パフェをいただくために再訪問。

クレミアは最高級のソフトクリームとして知られていますがけっこうな人気。
発表されたのは2013年とまだ歴史は浅いのですが、今ではカフェやフードコート等色々な所で見る様になり認知度がかなり上がりました。

ですが、実はクレミアの直営店と名がつく店舗は全国に2箇所しかありません。
1箇所が大阪のソフトクリームランドスウェーデン、もう1箇所が今回訪問させて頂ドルチカフェシルクレーム。
他はクレミアスポットとなり簡易的にクレミアソフトとして提供している店舗になります。

シルクレームの特徴はクレミアを使用したアイスパフェやアフォガードがある点。
通常のラングドシャに入ったクレミアではなく他のテイストと楽しめるアレンジされたクレミアを楽しむことができます。

ガラス張りのお店で、外には対面式販売の小窓からオーダーするクレミアスポット。
*ちなみに店内でもテイクアウト型のクレミアがありますが、オーダーすると何故かラングドシャとクレミアが別々でサーブされます。

店内は白を基調とした北欧スタイルで可愛いインテリアを適度に配置したシンプル系ガーリー空間。
ボサノヴァ系のBGM、外光で明るく、席間隔は広めで天井も高いので窮屈な感じが全くないので解放感に溢れています。

平日の13時頃訪問、好きなお席を選び着席。
こちらの訪問は2回目、休日以外は混み合わないのでゆったりと時間を過ごすことができます。
インテリアはシーズンということもありハロウィン仕様、過度に飾り付けないところがシルクレームらしさを出していました。

スタッフは全員若め。
そう言った店舗は活気があったりしますが、やや大人しい印象で接客は丁寧で感じは良いのですが積極的な感じは受けません。
カフェとして気軽に訪れたいお店です。

お水はレモン水、カラフェでサーブされます。

クレミアカフェメニューは3つ。
「薔薇のパルフェ」、「アフォガード」、前述の「クレミア～ラングドシャコーンを添えて」となります。
他でもアイスクリームを使用したスイーツがありますがこちらはクレミアは使用していませんのでご注意ください。

以前もいただいたことがある薔薇のパルフェを選択。

薔薇のパルフェ

アンデルセン童話「世界一美しいバラの花」をイメージしたというバラが咲き、舞うような華やかさのあるパフェ

フリンジが緩やかな曲線を描く高めのサンデーグラスに入っているのでそれなりに量があります
構成は最下層に蕾ごと入ったエディブルフラワーのベルローズ、フレーズデボワソースにバラの花びらにピンクグレープフルーツ、ベリー系紅茶ゼリー
波を描くようにクレミアが乗せられ、上からもソースが再度かけられ、フランボワーズを添えて粒状になったピスタチオがかけられています
横に添えれているのはバラの花びらを象ったホワイトショコラ、ハロウィン使用のショコラです

クレミアはフレッシュさがありますが北海道ソフトより少しねっとりした滑らかさと重さがあり、生クリームをソフトした様なかなり濃厚さがあります
成分は通常の北海道ソフトが乳脂肪分8%のところが、クレミアは生クリーム25%、乳脂肪分12.5%と数字からも明確

日本的なさっぱり系でシャリっとしたアイスではなくミルキーを通り越しミルク、乳原料がダイレクトに伝わる少量でもかなりの存在感あり
ピスタチオの香りと混ざり更にリッチなお味に

最初は下層が全てベリー系、と思われるかもしれませんがクレミアがかなり強いので丁度いいと思うほど
少し苦味を感じるのはバラの花びら、ベリー系紅茶ゼリーは紅茶としてのお味はよくわかりませんでした

混ぜていただけばグレープフルーツにも助けられてクレミアがさっぱりいただけます

ベルローズはエディブルですが蕾ごと全てをいただくともそっとしているので避けてもいいかもしれません

【2015/07】

フォンダンショコラ

ベルギー産のクーベルチュールチョコ(カカオ分が35％以上で、カカオバターが31％以上含まれ、カカオバター以外の代用油脂は5%までのチョコ)を使用

外側はサクッとしておらずふにゃっとはしていますが中に入っているショコラの量は多め
ナイフを入れるとショコラがぶわっと溢れ出し、濃厚でビターさもあり、深みがあります

添えられているアイスは通常のもの濃厚さやミルク感はクレミアと比べてしまうと段違いなのでクレミアをいただいた後に口にするとやや劣った印象を抱いてしまうかもしれません