ストリーマーコーヒー
星2つ半が平均
ラテアート世界チャンピオンのバリスタのお店。シルキーなアートは必見です
2010年オープン、渋谷駅から明治神宮前駅方面へ8分程。米国でラテアートでアジア人初の世界チャンピオンになったバリスタがプロデュースするストリーマーコーヒー。
現在(2016年)は全国に7店舗までに拡充し、これからも店舗が増えていきそうな勢いのあるコーヒーショップです。
代表は前述のバリスタ、澤田洋史氏。
元々はカフェ、バールの出身ではなく大手食品メーカーの広報、30代前半で退職しシアトルに渡りとあるカフェとの出会いからこの道に入ることに。
2008年米国シアトルで開催された「フリーポア ラテアート チャンピオンシップ」で優勝し一躍脚光を浴びました。
そして2010年、駅から少し離れたこの地にストリーマーコーヒー第一号店をオープン。
お店の核となるのはもちろんラテアート。
世界チャンピオンから継承したスキルでバリスタが1カップずつ描いてくれます。
休日の15時頃訪問。
何度かお店の前を通っていますが休日はいつも人で溢れています。
お客様は20代前半~40代位のビジネスマンまで。
驚くのは外人率の高さ、この辺りに飲食店は少なく見かけることもあまりないのですが約半数を占める程。
英語が飛び交いガヤガヤしていますがそこがまたスタイリッシュに感じさせる空間です。
スタッフは若い女性中心で注文カウンター専門、ラテアート専門に分かれていました。
注文カウンター専門スタッフの対応はさっぱりしたもの、列を滞りなく捌いている印象。
ラテアート専門スタッフはカップを傾け、真剣な眼差しで特定のリズムを刻むように少しずつ丁寧に描いていきます。
オープンカウンターでラテアートが描かれるライブ感が楽しめますが思わず見入ってしまいますが、そこは撮影禁止。
確かに許可したら撮影希望者で集中できなさそうです。
店内は床はフローリングに天井から吊り下げられるペンダントライト、グレイのコンクリートの壁に這う配管はむき出しでいかにもインダストリアルカフェ。
壁にはラテアートTシャツ等が飾られ販売もしています。
お席はハイカウンターと長テーブル、テーブル5卓程度。
先に席を自ら確保して前会計のシステム。
お店の流れ的にはセルフのイメージが強いので接客、雰囲気共にライトに考えた方が良さそうです。
メニューはシンプル。
お店の顔となるストリーマーラテを始めコーヒーは11種類程度。
その中でラテアートが楽しめるのがストリーマーラテ、豆を2倍使用したリボルバーラテ、緑茶が入ったグリーンカラーのミリタリーラテとなります。
一番スタンダードなストリーマーラテを選択。
ストリーマーラテ
オーダー後キャッシャーの隣で出来上がるのを待ちます
混雑していても手早いので然程時間はかかりません
こちらのラテは通常の軽く2倍はあるかという大きさ
片手で飲むことができない程たっぷり入っています
その分広がりを見せるラテアートは美しく飲むのが勿体ないと感じる程でした
ラテアートにはムラ、泡立ちはなく、表面はシルキーで艶があり繊細
他のラテアートより出来上がりの安定感を感じます
お味は綺麗に層を描いていくためかミルクが多め
コーヒーとしての苦味は最初のうちだけ、ミルクが主なので途中から分からなくなります
また、酸味は全くありません
コーヒーらしさの観点から見ると少し違うかもしれませんがこの量です、強かったらコーヒー酔いする方もいそう
最初は全部飲めるかなと思いましたが、とても飲みやすいお味で全部いただけました
小ロット焙煎、365日翌日配送されているとのことで、酸化した印象もありません
濃いコーヒーは苦手なのでミルキーなラテが好きという方におすすめ
完成された一度は実際に見たみたい質、お店によっても差があることを再確認。
流行の先端を走るデザイン性、雑踏の中にないのでお店の特色が出やすい環境でお洒落な一時が過ごせるコーヒーショップでした。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- STREAMER COFFEE COMPANY
- 【住所】
- 東京都渋谷区渋谷1-20-28
- 【営業時間】
- 8:00~18:00
- 【定休日】
- 不定休