セバスチャン
星2つ半が平均
見た目2000%ホールショートケーキのかき氷
2011年オープン、代々木公園駅から渋谷駅方面へ徒歩8分程度、NHK放送センターの近くにあるドルチェ氷でメディアでも有名な神山バルセバスチャン。
通りを2つ程隔てた井の頭通りにはブッラータで話題のチーズスタンドがあります。
元々はスペインバルとして始めましたが、かき氷が人気となり現在ではかき氷メイン+お弁当のお店に。
ドルチェ氷とは見た目ショートケーキ、アントルメとして提供されるかき氷。
フルーツはシーズンによって変わり、この時期はマンゴーでした。
平日の15時30分過ぎに訪問。
外、内部共にバルを連想させ、席はカウンターとハイテーブルが10席程度。
予約なしで伺ったところ、30分後なら予約が取れるとのこと。
お戻りシステムをしているため、外で行列して待つことはありません。
マンゴーのショートケーキ
作り方は、アルミ型に氷を削り入れマンゴーソースを入れてを繰り返し、押し固めます。
それを逆さまにしてケーキの回転台に置き、そこにクレームシャンティでアントルメとして仕上げていきます。
その手早く美しく仕上げる姿は、付け焼刃のものではありません。
気になって調べてみると元フレンチのシェフだったそう。
上部にはフレッシュなアップルマンゴーを沢山乗せ、ゼリーを乗せ、最後にピスターシュを振りかけます。
程なくしてサーブされたかき氷は完全にアントルメ、素晴らしい完成度。
いただくと、クレームシャンティは乳脂肪がしっかり、少し油脂も感じる甘めなタイプ。
完全に「ドルチェ」のクレームシャンティで量もそれなり。
クレームシャンティをいっぱいいただいた、というとオレンジカウンティとアテスウェイのガトーフレーズを思い出します。
オレンジカウンティと比較すると、セバスチャンの方が甘くこってり系。
アテスウェイは甘みがかなり控えめなクレームシャンティで知られていますが、アテスウェイの方が油脂は強め。
フィリングのかき氷エリアは全面マンゴーカラーでマンゴーソースがたっぷり染み込んでいて溢れ出します。
けっこうさっぱり系のテイストで甘酸っぱいので、クレームシャンティの濃度が良く合い深みをプラス。
このテイストにはこれくらいの濃度のクレームシャンティが良いのかもしれません。
あくまでアントルメなので、ケーキを想像された方が良さそう。
かき氷ということ、氷がふわふわ系かシャクシャク系か氷のフォルムはと話題になりますが、押し固められているので質はよく分かりません。
キーンとくるタイプではなく、固めてあるのでシャクっとした感じです。
しっかりと基礎があったからこそ、ドルチェ氷という新しい世界を完成させることができたのだと思います。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- 神山バルセバスチャン
- 【住所】
- 東京都渋谷区神山町7-15
- 【営業時間】
- 11:30~18:00
- 【定休日】
- 不定休
- 【備考】
- 営業時間は変わるので事前に確認を