出来たてチーズのフレッシュさ、ブッラータは感動の美味しさ

出来たてモッツアレラとリコッタと日持ちの短さから以前は「幻のチーズ」とも言われたブッラータが看板商品の人気店チーズスタンド。
場所は渋谷、ハチ公から代々木公園方面に徒歩15分弱、NHKに程近くにある牛のオブジェが目印、アクセスはあまり良いとは言えません。
ですが、評判通りのかなりの人気。
平日のオープン11時前に到着、列は特にありませんでしたが11時30分頃には行列、お店自体大きくありませんので待ちは外になります。
お席はテーブル席が3席程度、カウンター席は11席程度、お店全体がガラス張りなので明るくホワイトと床はウッドでナチュラルな雰囲気。

カウンター席は目の前のガラス越しにスタッフのチーズ制作風景が広がり、モッツアレラやブッラータまでスムースな手捌きで作られているのが見られます。

まずはレジでオーダーし、お席で待ちます。
スタッフは全体的に若め、明るく感じが良いです。

出来たてモッツアレラとリコッタとブッラータで迷っていましたが、まずは出来たてモッツアレラとリコッタをいただいて欲しいとのこと。
アドバイス通り、出来たてモッツアレラとリコッタのハーフサイズとドリンクはホエイドリンク、アルコールは特に強くないとのことでしたのでライチを選択。

ファーストフードの様にすぐにはサーブされませんが、それなりの時間で到着。

出来たてモッツアレラとリコッタ

サーブされたモッツアレラとリコッタはハーフなので小さめ、他のフードをオーダーする場合はこちらの大きさがおすすめ。
モッツアレラにはオリーブオイルとお塩とルッコラで、リコッタははちみつでいただきます。
こちらのチーズは「出来たて」と言うのに相応しく時間帯によってはいただけないみたいで、確実なのはオープン時間。
毎日早朝に運ばれてくる搾りたて牛乳を使用し作りはじめます。
チーズ職人がコンスタントに作られていますが人気商品の為次々オーダーが入ります。

モッツアレラ
いただこうとフォークで刺すと中から溢れ出すミルク。
これがとても美味しいのであまり刺さないでいただく方が良いです。
噛むとむぎゅむぎゅっとした歯応え、閉じ込められたミルクが溢れ、全てが新鮮なお味で美味しい。
ジューシーなモッツアレラ、確かに作り立ては一般に販売されているモッツアレラとは歯応えもジューシー感も全く違います。
さっぱりいただけるモッツアレラ。

リコッタ
こちらはモッツアレラと違いデザートテイストのチーズ。
口で潰せるほどふわふわ、柔らかい木綿豆腐の様な口当たり。
香り良くミルキー、お菓子の様にいただけ、モッツアレラと違った美味しさで違いが楽しめです。

ホエイカクテルライチ

スタッフが仰る通りかなりアルコールは弱め、空腹時に一気に飲んでも酔うことはない位。
クリーミーさはありますが、強くなくあっさり、カクテルと言った感じはしません。
少し癖があるでしょうか、でも飲みやすいです。

 

とても美味しかったのでブッラータを追加オーダー。
トマトとオリーブオイルでいただくタイプとピザでいただくタイプがあります。
スタッフのおすすめはトマトとオリーブオイル、アドバイス通りそちらを選択。

 

ブッラータ

ブッラータとは、モッツアレラチーズを伸ばし袋状にし、そこにストラッチャテッラを流し込み口を縛ったチーズ。
ストラッチャテッラは砕いたモッツアレラチーズにクレームシャンティを混ぜたもの。
制作風景では、モッツアレラチーズを伸ばしそこにモッツアレラチーズ、クレームシャンティを入れていました。
見た目はカチョカヴァロに似ていますが、焼くこともないですが内部は液状です。

添えられるのはトマト、テイストはオリーブオイルにお塩、オレガノにディルとシンプル。

ブッラータにナイフを入れてみると・・・・

溢れ出すクレームシャンティとモッツアレラチーズは滝の如く。
かなりテンションが上がります。
いただくとクレームシャンティの濃厚さとクレームシャンティで少し柔らかくなったモッツアレラ。
袋のモッツアレラも柔らかく、フレッシュさに溢れたお味でチーズの中にチーズにも関わらず全く重くありません。
オレガノとディルの香りが良く、ブッラータの良さを知るためにもシンプルにいただきたいもの。

濃厚さから最後は爽やかな香りに、見た目通りの美味しさ。
初めてのお味でこちらは大変おすすめ、こんなに美味しいチーズがあったなんて、とてもお気に入り。