アメリカのホットアップルサイダー、イタリアのカンノーリ色々楽しめます

ニューヨーク州に本拠を置く食料品チェーン店、日本初出店は2003年の丸の内。
ディーン＆デルーカとはその名の通り2人の創業者の名前をあらわしています。

「常にお客様に新鮮な驚きを与える｣というコンセプトの元に他では見られない商品展開し、お値段は全てやや高めですがグローバルな商品を扱います。
パンはアメリカサイズ、大きめ。
フレッシュドリンクにも力を入れておりシーズン毎に目新しいドリンクを提供してくれます。
シーズンによってアメリカの定番ホットアップルサイダー、イタリアのカンノーリ、恵方巻まで取り扱います。
新しい発見もあり、定期的に利用させて頂いています。

ホットアップルサイダー

シーズンもの、リンゴジュースをベースに、オレンジ、クランベリー、スパイスを加え煮込んだホットドリンク。
サイダーは果汁を示すので炭酸ではありません。
頂くとりんごとシナモンの香りがふわっとし、りんごの果肉、ピリッとスパイスが効いていて、スパイスはクローブ、ジンジャーでしょうかけっこう複雑なお味で思っていたよりも本格的。
Sサイズで400円オーバーですが、かなり体は温まり、しっかり素材を入れているのが分かります。
甘いですが、ピリッとアクセントが効いていてなかなか良かったです。
スパイスが苦手な方はちょっと飲めないかもしれません。

メープルウォールナッツスコーン

一番人気、思ったよりもサクサクしており、中は少ししっとりしています。
胡桃の素材感は強くそのまま大胆にゴロゴロ入っているので、本来のお味がして、多少のエグミ感があり人工的ではないところが良いです。
スコーンは全粒粉、アイシングは少ないのでさほど甘さは感じませんでした。
かなり甘いと言う方がいらっしゃるのでお味が変わったのかは分かりません。
こちらが甘い場合はクラッシュチョコレートマフィンは甘過ぎて食べられないと思われます。
頂いてるとボソボソ落ち、見た目通り大胆なスコーン。

クラッシュチョコレートマフィン

大変アメリカンな見た目のマフィンでオレオが大胆に乗っており、少しふにゃっとしている部分があります。
フィリングには少しですがショコラチップが入っていて、少しアイシングもかかっており、見た目通り甘いです。
生地はぼそっとした感じで中は多少しっとり、大味ではありますが、思った程激甘ではなく生地も悪くありませんでした。

ジェノバチキンとズッキーニのキッシュ

大きめで、ずっしりと重さがあるキッシュ。
チーズとジェノベーゼソースが効いており、お味はしっかりしていますがしょっぱさとは違う方向。
鶏肉よりチーズが生きており、他は玉ねぎ、ズッキーニは歯応えと素材感あり、パートブリゼは作り置きなのでフィリングで湿気を帯びてしまっています。
ですので層がしっかりしていますが、反面フォークは入りにくく食べにくさはあります。
リベイクできる環境にあれば問題はないかもしれません。
お値段はそれなりにしますがお食事の代用となります、美味しく頂けました。

ココブラッドオレンジフラッペ

シーズンもの、提供された時は2層になっており、混ぜて頂きます。
ブラッドオレンジの甘酸っぱさが先行、その後にココナッツの香りが続き、ココナッツはオイルとクリーム感が強いと思ったら、ココナッツは「ココナッツ風味のクリーム」らしいです。
本物のココナッツを期待するとギャップがあり、私的にはココナッツは香り付けのみ、クリームチーズの方向性。
全体的にはブラッドオレンジが勝るので後味はさっぱり過ぎない程度。
面白い組み合わせですが悪くはありません。

カンノーリ【カンノーロ】

イタリア、シチリア島の伝統菓子。
今は一年中頂けるものですが、本来は謝肉祭の時だけ頂くものでした。
基本は、粉にマルサラ酒、コーヒー、白ワインで下地を作り、寝かしてから揚げます。
フィリングはリコッタチーズと生クリーム。

写真から見える赤い実はチェリー、着色が強く人工的、かなり加糖されています。
他で見た写真も似ていたのでそう言ったものかもしれません。
フィリングは、チーズは香りはしますが、チーズ感はあまりなくクレームシャンティが強め、口溶けは優しく溶け、甘味は強くはありません。
揚がってる生地は油が強く、厚い揚げ餃子みたいな感じでした。

ピーチヨーグルトフラッぺ

シーズンもの、シャクシャクのフローズンドリンクは、桃の瑞々しさとヨーグルトの程よい甘さと酸味があります。
緑に見えるのはレモンバーム、これによりすっきりとした後味に。
嫌な甘味もなく朝にぴったり、大きさも気にならなく美味しいです。