パティスリー・パリ セヴェイユ
星2つ半が平均
エッジが効いたお味、自由が丘三大パティスリーの一角
2003年オープン、自由が丘駅から徒歩4分程度のところにある店名らしくパリテイストの大きめの建物がパティスリー・パリ セヴェイユ。
エムコイデ、モンサンクレール、パティスリー・パリ セヴェイユは自由が丘三大パティスリーと言われ、その中でもパティスリー・パリ セヴェイユは一番立地的に分かりやすく併設カフェも席数が他よりは多め。
パティシエ、スタッフはモンサンクレールと同じ位いらっしゃいます。
【訪問2015/07】
ムッシュアルノー
上のチョコクリームはオレンジテイストが強く、真ん中はミルクの板チョコ、厚めでパリッとしています。
その下のヘーゼルナッツは甘く、最下層はダコワーズ、ヘーゼルナッツの層には、大きめのナッツがいくつか入っていています。
全体にお味はビターさありますが甘めで強く、繊細さはありますが強さと強さがぶつかり、融合より際立ち感があります。
様々な食感を楽しむことができるフォルムの曲線が美しいガトー。
シューパリジャン
パート・ア・シューは厚め、パリッとしたタイプではなく、塩気を感じ、アーモンドが全体にかかっており、上には砂糖がかかっています。
アーモンドの主張は強くパリッとしているので、生地が柔らかくてもトータル的にはふにゃふにゃな印象ではありません。
クレームパティシエールにはクリームはビーンズ入、固め。
クレームシャンティは、あまり感じなく甘さ先行、コクは今ひとつでした。
【訪問2015/05】
サバラン・ヴァン・ルージュ
カフェでの撮影は禁止だそうで、お写真はありません。
オレンジ+赤ワイン漬けサバラン+シナモン風味のヨーグルト。
見た目から普通のサバランとは違い、スプーンを入れるとアルコールが溢れ出てきます。
ガツンとくる上質リキュールと下層にクレームパティシエール、柑橘の香り、シナモンの香りが際立ち、オレンジがそのまま入っており、ブリオッシュにはしっかり味が染み込んでいます。
サングリアみたいな、全体的にエッジが効いていてこれこそ「サバラン」と語りかけてくるようなガトーです。
焼き菓子の場合もリキュールが入っているものはけっこう強めでした。
セヴェイユはエッジが効いた深く大人向けなお味。
エムコイデとは逆で好みの問題かもしれません。
モンサンクレールは無難線、セヴェイユは挑戦的な感じがします。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- パティスリー・パリ セヴェイユ
- 【住所】
- 東京都目黒区自由が丘2−14−5
- 【営業時間】
- 10:00~20:00
- 【定休日】
- 年中無休