フェブラリーカフェ
星2つ半が平均
人気はペリカントースト。チーズはとろっとカフェラテはマイルドで幸せなモーニングが過ごせます
2012年オープン、田原町駅3番出口より2分程。国際通りから一本入ったところにあるモーニングの朝パンセットが人気のフェブラリーカフェ。
お店は枠をブラックで引き締めたガラス張りでわざとムラを残したホワイトウォッシュされたドアが目印。
ナチュラルシンプルの外観から魅力作りをしているお店で、通りすがりの外人の方々をも惹き付けこのお店だけ国際色豊かです。
店内は縦に長く大きくはありません。
洋楽が流れ、木を多様し緑でインテリアされたナチュラル空間の「新しさ」よりも「安心感」をもたせた内装。
入口正面がキャッシャーとなっていて、先にお会計を済ませお席で待つシステムです。
お席は奥にテーブル4席、ハイカウンターは6席程あり入口すぐのハイカウンターにはコンセントフリーサービス有。
休日の10時前に訪問、お席はほぼ満席。
お客様の年齢層は広く、常連様、ご新規様や海外の方等様々。
スタッフは男性と女性がお2人。
感じよく清潔感があり、忙しそうですが楽しそうにお仕事をされているのが印象的。
実年の常連様とも自然に会話をされ、いい時間が流れるカフェです。
こちらの話題は8:10~11:30まで販売される朝パンセット。
トーストはバターかチーズの2種類、ドリンクはアメリカーノ、カフェラテ、紅茶の3種類から選択可能で価格は600円。
使用されているパンは都内で有名な創業1942年の浅草パン屋ペリカンのトースト。
ペリカンとは「飽きのこない毎日食べ続けられる味」を信条とし食パン、ロールパン、コッペパンのみ、他のヴィエノワズリーは焼いていないブーランジェリー。
他店との競争を良しとせず、派手さはなくても長く愛される人に寄り添う様なパンを作られています。
と言いましても日々の流れによって人の味覚は変わっていくもので今では繊細で深みのあるパンが主流。
ペリカンはシンプルな原材料で作られていますから、お塩や砂糖の加減でいつの時代も抵抗なくいただけるお味に変化させています。
当店フェブラリーカフェは名前の通り「2月」にキーを持たせたお店。
冬でもなく春でもない、まだ寒く春の訪れが待ち遠しい季節。
移ろい、少しずつ街に色が添えられていく時をここのコーヒーと共に過ごしていただきたいという想いが込められています。
(大方の解釈は間違っていないと思いますが私的な感想です)
オーダーは朝パンセットのチーズトースト、カフェラテを選択
朝パンセット
チーズトースト
程なくてしてサーブされたセットは、トーストのチーズはミックスチーズ、上にブラックペッパーが振りかけられていました
チーズは絵や宣伝で見るかの様な俗に言うとろ~り伸びて見た目から美味しさを放ちます
ミックスチーズは癖なくマイルドな味わいでブラックペッパーが見た目以上にピリッとしていて存在感有
ペリカントーストは香り良く、クラスト部分はサクッとクラムは弾力があり、固くはありませんが全体的に噛み応え有
最近は柔らかくリッチな食パンが増えてきていますがこちらは対極
原点回帰のお味でプレーンで密度があり、使用しているバター、食塩も適量
スプレッドは何でも合うフレキシブルで信条通り飽きないパンです
ペッパーの刺激、円やかなチーズともっちりとした香ばしいトースト、朝を告げるのに最適なお味でした
カフェラテ
大きめのカップに整ったラテアート、お味は見た目以上美味しさをもっています
濃くてしっかりしたお味ですが、単純に苦味で演出するタイプではありません
むしろ苦味はライト、酸味は感じずミルクとの配合量バランスもあると思いますが基本的に癖がなく朝にぴったりなお味
コーヒーをいただくと酔ってしまう方、尖ったお味が苦手な方もきっと気に入っていただける美味しさ
深みがあるのにマイルドで飲みやすいいいとこ取り、正直量があるので残してしまうかもと思いましたが最後まですっきりといただけました
帰る頃にはお店からお客様が溢れる程。
パン、カフェラテ共に角が無いので普段モーニングをいただかない方でも抵抗なく完食できるお味。
お店の雰囲気同様にナチュラルに生活の一部にしてみるのも素敵なカフェ、常連様が多い人気店ということが頷けるお店でした。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- フェブラリーカフェ
- 【住所】
- 東京都台東区雷門1-7-8
- 【営業時間】
- 8:00~19:00
- 【定休日】
- 不定休