高品質フルーツの月単位で変わる豪華なパフェが人気。瀬戸ジャイアンツパフェは弾ける美味しさ

2008年オープン、西葛西駅南口から2分程度にある月替わりで登場する高級フルーツを大胆に使用するパフェが人気のフォーシーズンズカフェ。

回りは飲食店は多いのですが夜から営業するお店が多数の為比較的静か。
そのストリートの路地を入ると、当店のオレンジの看板が鮮やかに目を惹き付けます。

西葛西は人通り自体は多いですが、飲食店も多いので祝日でもどこも混んでいる印象はあまりありません。
ただ、こちらは別。
雑誌で取り上げられることも多くなり休日の15時頃ということもありますが回りの人通りがまばらさから打って変わって待ちがでていました。
入って正面のショーケースにはフルーツを使用したゼリーやケーキが並べられ近隣の方がテイクアウトで購入されていきます。

店内のお客様は近隣の方やお子様連れ、年齢層は広いですが皆様女性。

お店はテーブルは12席程で然程大きくないく、内装はカジュアルでどこか高野フルーツパーラーを彷彿とさせます。
それもそのはず。店主は菅野亮さんで長年タカノフルーツパーラー＆フルーツバーで勤められてきた方だそう。
ローカルエリアらしいフレンドリーな接客でお待たせしないように事前に上手く席の移動の可能性を伝えることでスムースに回転させていきます。

主力はフルーツパフェとワッフル。

ワッフルは生地から拘り焼き上げる自家製シャーベットやフルーツを添えたもの。

パフェはスタンダードな通年いただけるチョコレートパフェやブルーベリープリンパフェもありますが、注目は月単位で変わるシーズンパフェ。
2月はせとかパフェ、3月はくろいちご＆白いちごのパフェ、6月は宮崎マンゴーパフェ、8月は黄金桃＆白桃の2種の桃パフェ、9月は瀬戸ジャイアンツのパフェ等高級品種が並びます。

フルーツパーラーの印象で訪問したのですが、実際はお食事メニューもかなり充実。
ランチセットは生パスタやサンドイッチ、ビーフシチューやオムライス、デザートにはフルーツケーキ。
火曜と日曜には120分制のオーダーバイキングまでやっているイベントも大手並みの充実度。

9月は瀬戸ジャイアンツのパフェを中心に和梨と桃のパフェ、ナガノパープルのパフェ、イチジクのワッフル、ナガノパープルのジュースのラインナップでした。

瀬戸ジャイアンツのパフェ

混んでいましたが然程時間はかかりませんでした。

サンデーグラスには縦に長くはなく安定性があり、盛付はカラー配分も良く美しくトップの瀬戸ジャイアンツのカラーが映えていました。

構成は上から瀬戸ジャイアンツ、レッドカラント、クレームシャンティ、バニラヨーグルトアイス、白ワインゼリー、マスカットグラニテ、巨峰ソース。

瀬戸ジャイアンツはネオ・マスカットとグザルカラーを掛け合わせた交配種。
写真からも分かる位実が弾けるばかりに膨らんでいます。
皮はとても薄くパリッと破け瑞々しく、特徴とする歯切れの良さがでていて糖度も高く良質で美味しいです。

クレームシャンティは甘さは強すぎずそこまでこってりしていないふんわり口溶けの良いタイプ。
バニラアイスはビーンズ入りで濃厚、最初はあまり分かりませんでしたがヨーグルトが入っていて甘さもありますが爽やかに仕上げられていました。

クラッシュされた白ワインゼリーは甘さ控えめでワインの風味がよく出ていて香りが飽きさせません。

グラニテは香り先行、かき氷の様なテイスト。

いただいた後もマスカットの香り漂う、ボリュームもあり満足感を得られるパフェ。
お値段は1800円程ですが、大手に負けないように珍しく質の良いフルーツを使用していくお店の姿勢が見て取れるカフェでした。