フランスより日本初上陸、大人のためのガレット・クレープ専門店

2017年オープン、銀座の新名所GINZA SIXに3Fにあるガレット・クレープ専門店framboise（フランボワーズ）。

銀座松坂屋跡地に誕生した銀座シックス。
外装は暖簾やひさしをイメージしたという時間と共に顔を変える煌びやかさがあり、内装は期間限定で草間彌生氏の象徴的モチーフ｢南瓜｣のバルーンがホール中央に天井から下げられていました。
B3Fには観世能楽堂を、6Fにはトリネコがデザインを手掛けた通常書だけでなくディープな美術書も揃える蔦屋書店もオープンした今話題のスポット。
館内は柔らかなベージュカラーをベースと光に包まれていました。

今回はフランスから日本初上陸したパリ市内に4店舗を構えるガレット・クレープ専門店フランボワーズに訪問してきました。

コンセプトは景色を眺め、シードルと合わせる大人のためのガレット・クレープ店。
専門店だけありオーガニック小麦やそば粉のクレープ・ガレットだけでなく、もち米とひよこ豆を使用したガレットドーサという珍しいものもありました。

レッド×ホワイトベース、中央にボールシャンデリアの様なオーナメントが下げられたデザイン性がある店内。
フランス本店をイメージしたという、お洒落な雰囲気です。

18時過ぎに訪問、お席に空きがあったので窓側のお席へ。
窓側はガラス張り、3Fなので高さは望めないものの銀座のネオンが夜景の良さを演出しているガレット・クレープ店ではあまりないワンランク上の景観。

メニューは単品でいただくものと、ガレット・クレープをハーフサイズ相当で両方いただけるセットメニューがあります。

メニューはカテゴリ別になっていて、

ガレットはコンプレット(卵やハム、チーズを乗せたスタンダードなもの)、ガレットドーサ、スペシャル(豊富な具材をフィリングとしたもの)

クレープはクラシックとスペシャル(フレッシュフルーツをフィリングとしたもの)

全22種類ありました。

オーダーはフランボワーズセット、ドリンクはシードル、ガレットドーサ、クレープは梨にしました。

◆シードル

甘口でお願いしました
すっきりしていてやはりガレットやクレープには相性抜群です

 

◆ミニサラダ

このお値段でサラダもついてきました
レタス、ルッコラ、トマトなどが入りフレンチソースがかかったサラダです

◆ガレットドーサ

もち米とレンズ豆を使用した生地に、タンドリーチキン、トマトソース、モッツァレラチーズ、マッシュルーム、コリアンダーの具材を入れたガレット

生地は芳ばしくもちもちと言うより噛みごたえ、食べごたえあり

コリアンダー嫌味にならない程度に全体をふわりと包み込み、タンドリーチキンが与えるピリッとした刺激が特徴
辛さにもっていかれそうなところをモッツァレラチーズがサポートして円やかに、トマトがジューシーさをだしています
各具材が豊富に詰まっていて個々の配分バランスは良好

ボリューミーでありますが、辛さとモッツァレラとトマトのジューシーさで抑揚があり最後まで飽きずにいただけました

お食事らしいお味でデザートクレープと合わせるといい流れが作れるガレットです

◆スペシャル 梨

クレープのフレッシュフルーツやアイスを使用したスペシャルカテゴリから梨を選択

内容は梨、バニラアイスクリーム、チョコレートソース、キャラメリゼアーモンド、ホイップクリーム

ホイップクリームはかなりエアリー、口の中でふわんとすぐ消えゆく儚さ
クリームを食べているという感覚よりクレープに甘いベールを纏わせるような軽さです

生地はもちもち、先程のガレットドーサとは全く異なる食感
小麦粉クレープの良さが出ていて厚くなくても存在感有

先程のガレットドーサはフィリングで楽しむ部分がありましたが、こちらは生地で楽しめます

フィリングの梨はコンポートでシロップは適度な甘さ、ナッツがカリッとアクセント
チョコレートソースはしっかりしたお味でオリジナリティがあると思ったら自家製とのこと
さらりとし過ぎず合っていました

 

ハーフサイズ相当とのことですがお腹いっぱい、これで2600円程と雰囲気や接客を考えてもお得です。
オープンしたばかりなので、そのうちシーズナルメニューができたら更に魅力的になりそう。
まだ気になるメニューもあったので、シードル×クレープで気軽にお洒落に訪問したいフランボワーズでした。