外側サクサク中はしっとり、フィリングがとろんとしたクッキー。リベイクがおすすめです

2016年オープン、自由が丘駅構内にあるイギリス発、クッキーを専門とするBen’s Cookies（ベンズクッキー）

1980年代にイギリス、オックスフォードにて誕生したブランドで、直営店は母国イギリスの他にアメリカやドバイ、韓国等にあり、自由が丘店は日本第1号店となります。

度々形容詞に「世界一」とつくのは、"世界一のクッキーを焼くお店"と言われているから。
当店は店舗内でクッキーを焼き上げ、できたてのお味が楽しめると連日多くの方がいらっしゃっています。

保存料・添加物・着色料なしの安心感と共に、焼き菓子なので常温保存で4日、冷蔵保存で5日、冷凍保存にすると1ヵ月という日持ちの良さも嬉しいところ。

特徴的なのはサイズ。
大変大きく「手のひらサイズクッキー」と呼ばれ女性の手でしたら収まりきらない程の大きさがあります。

イギリスナイズドされたビジュアルですが、リベイクすると実は繊細。
甘みは強めで大胆ですが、リベイクすると「外側サクサク中はしっとり、フィリングはとろん」とした日本人が好む食感に。
どのクッキーもぼそぼそしておらず、しっとり系でフィリングたっぷりです。

私的な感想ですと、「焼いていただいた場合」と「そのままいただいた場合」とでは全く受ける印象が異なりました。

トースターでリベイクすると前述通りの食感になりますが、そのままいただくと甘さの要素が更に強くなり食感もサクサクさはなくなりしっとり一辺倒に。
甘さはかなり強かったので、フィリングがとろける位焼いていただくのがおすすめです。

生地はバターとマーガリンたっぷりのリッチなテイスト。
フィリングのショコラやピーナッツバターは生地に染み込んでいるので、中心に向かってかなりしっとり系に。
カロリーは多くのところで発表されていますが2枚いただけば完全にお食事並なのでその点は注意が必要です。

今回は休日の14時頃訪問させていただきました。

店舗は自由が丘駅構内の商業施設”エトモ自由が丘”に位置し、ロゴは誘目性の高いレッドにホワイトテキスト。
外観はホワイト系でも突き出し看板がよく目立ちます。

以前は焼きたてを販売するために14時頃に一度クローズすることがありましたが、現在は通し営業となりました。

お店はガラス張りで外からでもクッキーが見え、種類は全15種、各270円とお安くはないですが納得の大きさです。

10名様程並ばれていて、程なくして順番に。
迷っているとスタッフから「5枚購入すると7枚ついてきます」というご説明が・・・気になる種類もあったので7枚でお願いしました。

購入したのは、ミルクチョコレート、ココナッツ、オートミールレーズン、ダブルチョコレート、ミルクチョコレート＆ピーナッツバター、ダークチョコレート、クランベリー＆ホワイトチョコレートです。

ミルクチョコレート

中心にミルクチョコレートが流し込まれたクッキー
一番人気とのことです

リベイクするとチョコはフォンダンショコラのフィリングのようにとろとろになります
甘さは強めでビターさはありませんが、生地のバターのコクとサクサク感が生きてるお味

 

ココナッツ

ベース生地にココナッツのみ
ココナッツの食感を甘さと共に味わうシンプルなクッキー

クランベリー＆ホワイトチョコレート

リベイクするとサクッとふわっと食感
バターの風味とクランベリーの甘酸っぱさが主体となるクッキー
ホワイトチョコがガツンと甘いですがクランベリーの量が多いので強さ同士でバランスをとっていました
口当たりは優しくとも大胆さを感じるお味

 

ダブルチョコレート

全体的にチョコレートが散りばめられたクッキー
生地の色はココアパウダーによるもの、主な原材料はダークチョコレート

チョコの濃さが光り他のチョコは入っていないのでダークチョコをストレートに味わえます

 

ダークチョコレート

ダブルチョコレートと同じく、主な原材料はダークチョコレートですがココアパウダーは入っていません

甘さはありますがビターさもあり、濃厚
よって生地のお味は控えめに感じます

 

ミルクチョコレート＆ピーナッツバター

ピーナッツの香りと食感が楽しめるクッキー
ミルクチョコレート味と同じチョコレートは入っていますが、ナッツがある分控えめになっています

 

オートミールレーズン

リベイク前から、シナモンの香りが漂います

オートミールでもパサつきはなくしっとり
レーズンの甘みは強く、ヘルシーそうですがミルクチョコレートと大してカロリーは変わりません

イギリス系ベイクショップの甘さがお好きな方は相性が良さそう。
リベイクするとできたて感が色濃く出て平坦さが抑えられてお味はぐっと上がり、美味しくいただけます。
日本人目線の甘さではありませんが、日本人好みの要素ももっているクッキー専門店でした。