本場フランスの本格的なデリメニューが気軽に楽しめる数少ないビストロカフェ

2012年に代官山に移転オープンした、朝8時から営業するブーランジェリー、ビストロカフェメゾンイチ。
人気があり、ランチ時にはいっぱいになるそう。

お店は地下にありますが、地上の光が差し込む様になっていますので暗さはなく、店内はカジュアルでライト、街のテイストに合っています。
雰囲気は良く広さもそれなりにありますが、トイレは共有で一つのみでした。

イートイン席数はそれなりにあり、ドリンクオーダーすればどの商品も温めて頂けます。
スタッフは明るく感じは良いです。

平日の9時過ぎに訪問。
パンはそれなりに種類が焼きあがっていて、タルトやパテ、デリ、サンドも種類があり、パンは全てそれなりの大きさがあります。

トマトとバジルとモッツァレラキッシュ、トマトのファルシーインディカ米添え、マカダミアのザマンド、ドリンクはカフェラテを選択。

トマトとバジルとモッツァレラキッシュ

ナイフとフォークで提供され、温められて熱々。
ナイフを入れるとトマトの果汁がじゅわっと溢れ出し、モッツァレラチーズはとろとろで、出来立てのピザの様によく伸びます。
卵はふわりとしていて固まってはおらず、チーズと卵の自然の甘さが生きているところに、トマトが弾け、バジルが香りなかなか美味しいです。
パートブリゼはあまり厚くなく、フィリングたっぷりなせいかサクサク感はいまいち。
ですがお味は塩気は強くなく、モッツァレラのとろとろ感とナチュラルさが良かったです。
重さもあり、カロリーもあります。

マカダミアのザマンド

見た目から盛りに盛られているのがマカダミア、頂いている時にこぼれ落ちる程。
マカダミアのザクザク感、香りは大変良く、見た目から他のザマンドよりオイリーでないのが分かります。
こちらのは生地がクロワッサンではなく、ハード系のバケット、もっちりとした生地の上にアーモンドクリームとラム酒が敷かれ、その上にマカダミアの構造。
ベチャッとした感じはなく、必要以上に油っこくなく、甘さも自然、リッチな味わいで、かなりオリジナリティのあるザマンド。
クロワッサン生地のザマンドよりメゾンイチのザマンドの方が好きになそう、他ではないザマンドが頂けます。

トマトとファルシー インディカ米添え

トマトの中にはたっぷりのジューシーなひき肉、お味は香草と香辛料が効いていてピリッとした味わい。
インディカ米の上にはパセリが散りばめられていて香りが良くご飯自体は少しパサっと感があり柔らかく、ベチャッとしていないところが合っています。
時期もあってかトマトの素材感は普通でしたが、こちらも濃くなく、香りを楽しむお味で食べやすいです。

カフェラテは少し薄い感じでした。

 

デリやパテは少し珍しいものが置いてあり、オリジナリティのあるパンもありなかなか良かったです。
全体的に食べやすく、モーニングなんておしゃれで向いていそう、近くにあったら定期的に行きたくなるお店です。