築40年以上の古民家カフェ。下北沢の喧騒から離れゆったりした時間を過ごせます

2004年オープン、下北沢駅北口から徒歩5分程度のところにある、築40年以上の古民家を改築してできたモワ カフェ。

下北沢の喧騒が嘘の様な生活感のある温かい雰囲気のある住宅街にあり、完全に街中に溶け込んでしまっているため塀の黒板に書かれたメニューがなければ見落としてしまいます。
元々は第一北沢荘という築1967年の二階建てのアパートだったよう。
建築当時の面影を多く残しているので、家の感覚で靴を脱ぎたくなりますが土足で大丈夫。

経営母体はリノベーションプランニングという会社名通り、リノベーションを主力とし東京、名古屋、大阪等で30店舗以上リノベーションカフェ、ギャラリーを経営しています。

平日の14時頃訪問、お客様はほぼいらっしゃらずお席は1階と2階があり2階を案内されました。
1階は喫煙できるようですが、お客様がいらっしゃらなかったので未確認。
人気メニューはアップルパイ風レアチーズケーキ、ランチメニューもありドリンクは珈琲、紅茶、リキュール入りラテなど意外に種類があります。

スタッフは若い女性お2人、仲が良さそうで楽しそうに仕事をされています。
ふんわりした雰囲気でご案内、メニュー説明等感じよく対応していただきました。

暑い日でしたが、2階は全体的にクーラーは行き届いていてひざ掛けもある心遣い。
洋楽がライトにかかる空間で歴史を感じさせますが汚らしさはありません。
むき出しの天井の梁が古民家らしさを強調し、中央に柱がある所から壁を抜いたことが想像できます。
机、椅子も馴染むようにアンティークなもので、席間隔は広くなっています。

メニューのリキュールラテのお酒の濃度についてお聞きしたら強くないとのことだったのでそちらを選択。

カシスラテ

650円とお安めなので小さいかと思いきやけっこう量があります。
カシスリキュールは香り付け位でお味からは仄かに酸味を感じるか否か、普通のカフェラテとあまり変わらず癖がありません。
珈琲専門店の様な質は求められませんが安っぽいお味ではないので悪くなく、ただリキュールはないに等しいのでリキュール感覚で頼まれると違います。

スタッフは時々2階に上がってくる程度。
見られている感覚もないので空いている日ならば何か考え事をするのにも適していますし、混雑もしていなかったので下北沢散策の休憩所にも使えます。
懐かしい気持ちと癒しをくれる空間、このお会計ならお得かと思います。