ラシゴーニュ
星2つ半が平均
タルトフランベは軽い口当たり、フォアグラマカロンもおすすめ、接客も高レベルです
広尾から人形町に2015年に移転したタルトフランベを主力とするラシゴーニュ。
人形町A1出口を出て3分程度にところにあるナチュラルテイストな外観と内観。
タルトフランベとは見た目はピザに近いもの。
ですが、ピザよりも生地は薄くパリパリに焼き上げてあり、一番の違いはトマトソースは使用せずフロマージュブランをベースとする点。
トラディショナルは玉ねぎとベーコンを乗せたシンプルなもの。
フランスのアルザス地方でいただく郷土料理です。
平日の12時前に訪問、最初のお客となりその後入店された方々は常連様の様でした。
今回はタルトフランベとフォアグラのマカロンを頂きにいきました。
ですが・・・なんとアラカルトは平日のお昼にはやっておらず、土日なら可能とのこと。
よほどションボリした顔をしていたのか(笑)、なんとフォアグラのマカロンを出していただけるとのこと。
感動です。
接客はホール担当の男性、話しやすくフレキシブル。
タルトフランベの説明も丁寧にしてくれとても良い雰囲気で過ごせます。
シゴーニュランチにしようかシェフズランチにしようか迷っていましたらフランベをいただいてから判断してもいいとのこと。
違いは本日のお料理がつくか否かです。
フォアグラのマカロン
小さなガラスのクロッシュに乗せられてサーブされたマカロンは超絶に可愛い。
女性から大人気ということがよく分かるフォルム。
マカロンのフィリングはフォアグラのペーストとルバーブのコンフィチュール、中心にはフォアグラがあります。
少し押しつぶして頂くと良いそう。
マカロン生地はもっちり感もあり少し甘め、フォアグラのペーストは滑らかで重くなく、ルバーブは酸っぱさもある素材感のあるお味。
中心のフォアグラも癖がなく全体的に旨みが生きています。
見た目負けしない美味しさ、こってり感はなく少し甘くバランスがよく完成度が高いです。
美味しさとお洒落を両立されており、おすすめ。
野菜カクテル
瓶でよく冷やされているジュース。
人参とオレンジジュースをベースとし、キャベツとハチミツレモンをプラス。
粗越しでオレンジと人参のバランスがとても良く、はちみつが円やかさを出し、冷えていて美味しいです。
飲み切ると追加もしてくれこんなに品質が良いドリンクがおかわりできるとは驚き。
グリーンサラダ
宇豆基野で経験した様なお皿に山になったサラダ。
ベビーリーフの中にはなんと温野菜。
ナス、大根、玉ねぎ1/4、生ハムに包まれた柿、カステラ様な卵焼きには玉ねぎが入っています。
それぞれ素材のお味が生きています。
見せずに隠すところがなかなかにくい。
優しいお味で塩分控えめが嬉しい所。
タルトフランベ
トラディショネルと牛筋ときんぴらのハーフ。
サーブもこちらのタイミングを見てくれています。
巻いていただくものらしいです。
生地は極薄、パリパリ音がする生地にフロマージュブランが塗られています。
説明通り、カロリーは控えめで重くなく、チーズが伸びるようなピザとは全く違います。
トラディショネルは玉ねぎとベーコンが散らしてある程度なので優しく食べやすいです。
もたれることとは無縁のお味。
牛ときんぴらのタルトフランベはトラディショネルと比べるとお味はしっかり。
牛ときんぴらの相性が良く、トラディショネルがかなりスタンダードなお味なので良いバランスで飽きさせません。
ピザが苦手な方でもいただけるお味、ヘルシーで美味しいです。
いただけそうなので、本日のお料理がシェフズランチ変更。
豚肩肉のビール煮
本日のお料理は豚肩肉のビール煮。
柔らかくほろほろになっていて、プルプルでコラーゲンもたっぷり。
温かさ、塩分も丁度よく食べやすい優しいお味。
玉ねぎはややしっかりお味がついているのでアクセント。
サイドにマッシュポテトがつきます。
満足感のある一皿。
シゴーニュランチとシェフズランチの価格差は150円。
そんなお値段とは思えない、とてもお得感もあります。
コーヒー
征支郎珈琲豆を毎日自家焙煎したもの。
ライトな苦味があり、すっきり澄んだお味で食後にぴったり、美味しいです。
ランチは1500円、フォアグラのマカロンをプラスしても2200円程度。
安過ぎと思える程の満足感と品質。
スタッフ、シェフの感じは皆良くとても良いお店、おすすめです。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- ラ シゴーニュ 水天宮前
- 【住所】
- 東京都中央区日本橋蛎殻町2-14-4
- 【営業時間】
- 11:30~14:00 ┃17:30~22:00
- 【定休日】
- 祝 月