レ・グラン・ザルブル
星2つ半が平均
ツリーハウスカフェ。木に抱かれる店内と緑溢れるテラス席でお洒落な一時を
2013年オープン、広尾駅1番出口から徒歩2分程。外苑西通りの小道を入ったところに突然現れるツリーハウスカフェ、レ グラン ザルブル。
ひらまつ広尾の裏通りにあり、デザイン・コンセプトカフェは駅から少し歩いた所に多いので駅近にあるのは稀。
店名のレ グラン ザルブルは「大きな木」を意味し、名が示す通り木と同化したかのような外観でドラマの舞台で使用されたことにより一気に注目度が上がりました。
シンボルとなっている外観中央にあるタブの木が絡まるツリーハウスは実際に外からのびる階段、若しくは2階のルーフテラスから入れるようになっていて見た目通り小さいですが意外にしっかりした造りで撮影スポットにもなっています。
1階はフラワーショップ、フルール ユニヴェセールで2階がフラワー教室、3階、4階がカフェで4階は屋上テラス席。
テラス席のみは時間帯によりクローズ時間があり、受付は大体15時までで17時頃からまたオープンするそう。
休日の15時頃訪問、寒さもあったので2階席を選択。
お店はかなり混んでいましたが待つことなく入店、その後ウェイティングが出ていました。
お席は全てテーブルで7卓程度有。
外観を裏切らず店内も木の温もりを前面に出してくる内装。
大きな窓からはツリーハウスの緑が適度に日光を遮り、葉に反射する光がまるで森の中のカフェに居る様な感覚へ誘います。
店内フロアの中心に大きな木が植わっている他ではない造りで、店外だけでなく店内でも木に抱かれ世界観は統一。
お花屋さんとカフェの融合は自然で1階にフラワーショップがあるからこそより癒しとしての印象を濃くしている様でした。
お客様は20代~30前後の女性のお客様が多く皆様お洒落。
ツリーハウスはお子様からも人気なのでご家族連れの方も多かったですが、煩すぎることもなく適度な賑やかさ。
スタッフは20代が多くバイトさん的な接客ですが感じは悪くありません。
今回はカフェ利用だったのでお食事はしませんでしたが、プレートメニューが人気。
新鮮野菜を使ったヘルシーメニューで料理研究家関口絢子氏がプロデュースしたものだそう。
スイーツは厚焼きパンケーキやタルト等。
ケーキは4種類程あり、りんごとレモンのタルト、セットでオーガニックブレンドをお願いしました。
りんごとレモンのタルト
艶やかで淡いレッド系のコンポートが美しいタルト
厚焼きのパートシュクレでしっとりしていて粉ものの香りと舌触りがあり、そんなに濃厚なタイプではありません
フリンジは変わってクッキー生地、やや硬めで違いに少し驚き
ですが、バターの風味がより強く感じられお味自体は悪くありません
中層のクレームパティシエールは卵の香りがふわっとしてやや濃厚さ有
上層はりんごをレモンでコンポートすることにより、甘さはあるもののさっぱり
手前のソースはフランボワーズソース、クレームシャンティはふわふわ系
見た目通り手作りらしいお味のタルト、大きめですが甘さが強くないのでいただきやすいです
パティスリーとしてのタルトですと隙がありますが、お店の雰囲気を見るとこれ位が丁度いいと思える仕上がりでした
最後にお店の方にお願いをしてテラス席エリアへ案内していただきました。
面積は然程広くありません、椅子にはブランケット、何基かパラソルヒーターがあり冬でも楽しめる仕様。
席間隔は広くありませんが、それがこじんまりと可愛さ演出していて晴れた日にお友達同士で楽しむのにもおすすめです。
お会計は1000円もせず、この立地と雰囲気ならお得な気分。
広尾はカフェが多いですが、その中でも世界観は抜群。
ちょっといいカフェはないかな?と聞かれてここにお連れしたらお洒落なお店を知ってる方と思っていただけそう。
お洒落カフェの1つとしてストックしておきたいカフェでした。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- レ・グラン・ザルブル
- 【住所】
- 東京都港区南麻布5-15-11
- 【営業時間】
- 11:00~22:00
- 【定休日】
- 不定休