様々なドライエイジングビーフを楽しめるアラカルトがおすすめ

ドライエイジングビーフ専門の精肉店として知られ、本店は世田谷。
茗荷谷内店には、ミシュランを獲得したレストランが併設されており様々なドライエイジングビーフをいただくことができます。
コンクリート打ちっぱなしのスタイリッシュな店内、清潔感があり重みを出さない店内のデザイン性にも好感が持てます。

ランチですとコースオーダーが決められていますので、プラスアラカルト。
ディナータイムでしたら、アラカルトのみでもオーダー可能なので多くのお肉を楽しみたい場合はディナーがおすすめ。

メニューにはシンシン、ヒウチ、クリ等聞きなれない部位の名前が並び、アラカルトを頼むとお店のショーケースに案内されそこで熟成肉のプロから説明が聞け、大変勉強になります。

オーダーしたお肉にはそれぞれ血統証のコピーが配られ血統やランクを知ることが出来、焼き方はグリル、鉄板が選択可能。
お肉を頂く順番もアドバイスしてくれ最高のお肉を最高の状態で提供する姿が感じられます。

クリ、ラムシン、マルカワを選択。
解凍して焼いて頂くまで40分程度かかるので、その間にキャベツアンチョビ炒めとトマト モッツァレラと中勢以厳選豚のカダイフ揚げ マヨネーズとレモンのさっぱりソースを頂きました。

お通し
牛の出汁の冷製トマトスープ

トマトの酸味も聞いていてさっぱり頂けます。

キャベツアンチョビ炒め

あっさりしており癖なく食べやすく、付け合わせらしいサイド的お味。

トマト モッツァレラと中勢以厳選豚のカダイフ揚げ マヨネーズとレモンのさっぱりソース

ナイフを入れるとじゅっと肉汁が溢れてきます。
柔らかく適度に脂が乗っており、キュウリ、トマト、バジル、チーズも巻かれていて、下は茄子、レモンとマスタードでさっぱりしています。
美味しく頂けました。

マッシュポテト

とろとろになったじゃがいもと芳醇なバター。
大変滑らか、ストレートなものですがお肉にもよく合い、美味しかったです。

写真は右からクリ、ラムシン、マルカワとなります。

クリ 最初

牛の肩から前脚上部の部位のこと。
赤身の部分でサシは少なく少し固めな箇所はあります。
始めはタンパクな入りですが、噛むほどに甘味、旨みが感じられます。

マルカワ 2番目

後ろ脚の付け根に部分の部位のこと。
クリより赤身が強くサシが少なく、弾力があり、他とは違う赤身の美味しさを楽しむことができます。
お肉ですがさっぱり頂けるお味。

ラムシン 最後

ももの付け根部分の部位のこと。
柔らかく、クリやマルカワに比べるとサシが多く脂が乗っていて牛肉の旨さと言えばこちらが一番スタンダードかと思います。
甘く、最後に頂くと余韻が残ります。

 

サービスも良く、お肉への造詣も深まりそう言った楽しさも経験出来るところ、大変いい経験をさせて頂きました。