限定白桃パフェは最上級のフルーツパーラー並。桃のグラニテとシャーベットと桃尽くし

和光別館として2012年オープンに建設された和光アネックス、その2Fで楽しめる季節のフルーツを使用したパフェや軽食はオムライスが好評な和光ティーサロン。

和光と言えば銀座の象徴、中央通りと晴海通りが交わる交差点にある1932年に竣工された時計塔で和光アネックスはその隣にあります。
B1はグルメサロン、1Fはガトーやショコラ、パンドエスキスフォーワコウ（エスキスのパンが購入可能なショップ）等、そして2Fが当カフェという食を中心としたビル。

コンセプトは「大人のためのティーサロン」。
店内はガラス越しにたっぷりの光量が届き、案内時も椅子をひいてくれたりお会計はテーブルなど高級志向ではありますが入りやすいカジュアルさも残す空間。
残念ながら未就学のお子様はご入店できません。

何度か利用させていただいたことがありますが休日はいつも行列、ですが意外に回転率が良いので然程待たない印象。

今回はシーズン限定の白桃パフェをいただきに休日の14時頃訪問、並びは4組程ですが15分程度でお席へ。

お客様はマダム層や20代～のご友人同士、少しおしゃれをしたお行儀が良いお子様等、女性中心。
スタッフはベテランの穏やかな男性スタッフを中心に女性スタッフの年齢は幅広く偏っていないところが落ち着きます。

メニューを拝見すると白桃パフェは7月20日～8月20日の1ヵ月のみ、他ですとメロンパフェもやっておりそちらは6月1日～9月30日でした。
人気はやはり白桃パフェ、次いでメロンパフェの様。

サーブまでは然程時間はかかりません。

白桃パフェ

ドレッシーパフェグラスに内容は下からカットメロンとシロップ、クレームシャンティ、センター部分に桃シャーベット、その上にバニラアイス、上層を取り囲むように桃のグラニテ、フリンジに沿って華のように桃が置かれた構成。
サーブ時から桃の香りよく、上層の桃は甘く適度に柔らかく瑞々しい見事な完熟具合で銀座和光ブランドに恥じないちょっとしたフルーツパーラーでは勝てない質。
グラニテには洋酒が効いていてさっぱり、桃がふんだんよりもやや「氷」のイメージが強め。
バニラアイスはビーンズ入りで甘み一辺倒ではない濃厚さがあり、少し固めにしてあることにより境界線ができ桃やグラニテに溶けてどろどろになってしまうことはありません。
桃シャーベットはクリーミーさもあるアイスに近いシャーベット。
クレームシャンティは脂肪分高めですがミルクのお味もしっかりでているとろっとした液状タイプの濃厚さで質はしっかり、グラニテがさっぱりしているので丁度良いです。
下層の桃もフレッシュ、パフェは2300円程ですが立地とサービス、桃の質を考えると高くありません。
たくさんのクレームシャンティやギミックのないクランブルやゼリーで誤魔化してしまうパフェもありますがそれは全くなく綺麗な配分のパフェ。

ただ、グラニテが氷としての役割が強いためかなり体が冷えてしまい早く熱い外に出たいと思ってしまうほどなので、わがままをいうとこのクールダウンは和らげて貰えると更に満足度アップ。
もしドリンクをオーダーされるのならホットをおすすめします。

 

サービスは全体通して良好、お釣りのお札はもちろん綺麗なものでした。
一定のレベルのパフェとサービス、すこし優雅な気分でお友達と過ごす時に利用したいカフェです。