池袋の人気蕎麦店、売切れで早じまい率高いです

池袋駅東口から徒歩10分以上はかかる、ご夫婦で経営されているそば処和邑。
人気店なので平日でも即満席になるか、13:30になると売れ切れて店じまいをされます。
一度目は売切れ、二度目でお蕎麦をいただくことができました。

明るい奥様が対応して下さいます。
到着は12時30頃、テーブル席は2席、後は座敷になりますがすぐ満席に。

こちらは様々なお蕎麦を提供してくれ、食べ比べができます。

四色盛合せ

せいろ（十割）、挽きぐるみ（全粒粉）、しらゆき（更科）、けしきり（けしの実）

挽きぐるみ

挽きぐるみとは、玄そばを殻をつけたまま石臼などで挽き、引き込んだもので有名なのは八雲そば。
太く、ぼそっとしており蕎麦100％と言った感じで、えぐみも旨さも全てそのまま表現された野趣に富んだお味。
ぶつっとした歯応え、お蕎麦を堪能出来美味しかったです。

けしきり

頂いた瞬間に、けしのいい香りが広がり、喉越し、清涼感を感じます。
癖はなく、更科の様に癖なく美味しく頂けました。

しらゆき（更科）

輝く様な白さ、更科らしく喉越し、微かな甘さ、少し固まってしまう所もありますが、挽きぐるみと交互に頂くとその癖のなさと涼しげな口当たりが際立ちます。
やはり更科というと総本家更科堀井の甘さやほぐれ具合には適いませんが美味しく頂きました。

せいろ（十割）

蕎麦のお味が強く伝わってきて美味しいのですが、挽きぐるみを食べると強さ度は負けます。
えぐみは挽きぐるみと比べて薄く、甘い。
挽きぐるみと比べると癖がないので食べやすいかと思います。

4種を食べ比べると良さが際立ち、隠れたお味に気付けることができます。

つゆ甘めですが、角がなくどのお蕎麦でも合いました。
蕎麦湯は薄め、つゆはたくさんあるので蕎麦湯はもたくさん頂けます。

新しい発見もできる美味しいそば処、また伺いたいです。