見た目は手作り感がありますが、お味は上品なレーズンウィッチ

レーズンウィッチが看板商品の小川軒、よく催事でも販売されています。
今回は土曜日に新橋駅前ビルを利用させて頂きました。
想像していたよりかなり昭和的、ビル自体には人は少ないのですが、小川軒には人がいっぱい、レーズンウィッチを予約され引き取りに来た方、ガトーもよく売れていました。
隣にはカフェがありこちらもほぼ満席、お店で売っているガトーが頂けます。

カリカリシュークリーム

夏季限定、小さめのシュークリーム。
パート・ア・シューは、薄めですがサクッとしており、フィリングはたっぷりのクレームパティシエールが溢れるばかりに、そしてショコラがかかった香ばしいアーモンドが入っています。
アーモンドはビターでサクサク、ショコラが強いのでビターなショコラクッキーかと思った位。
クレームパティシエールは色的に卵の率が高くラム酒の香りもし美味しく頂けました。

レーズンウィッチ

よく冷やしてから頂きました。
サブレのサクサク感、口の中にレーズンの香りに満ちていきます。
塩気があるバターサブレ、レーズンの割合が多く、クリームはバターや生クリームが強め、甘味はかなり控えめ。
よく比較されるのが六花亭のマルセイバターサンド、こちらとはお味は全く違います。
マルセイバターサンドは濃厚で甘さもしっかりしており、1つ頂くだけで食べた感がありますが、小川軒はさっぱりと軽いです。
レーズン勝負と言った感じで後味はラム酒の軽い香りが残ります。
サンドの仕方も手作り感があり、美しさを重視したものではありません。
懐かしく素朴ですが、原点の｢レーズンサンド｣をしっかり抑えた上品な老舗のお味。
賞味期限は5日程。
日にちが経つにつれ当然ながらサブレのサクサク感は落ちていきますのでなるべく早く頂いた方が良さそうです。