新宿でドラえもんのどら焼きが頂けます

 

1948年創業、新宿西口のハルク一階にある甘味処時屋。

こちらの看板商品はどら焼き、ドラえもんのどら焼きのモデルと言われています。
因みに作中で巨大どら焼きが登場する話があるらしく、そのお話をモデルに作られた30cm、重さ約1.5kg、お値段3000円弱の色々な意味で巨大どら焼きも予約販売しています。

平日の13時過ぎ、お客様は1組だけで空いていましたがその後何組か入店。
拝見しているとお客様の回転は早いよう、店内は少し暗め、昭和の雰囲気漂います。

どら焼きの販売も行っているのでテイクアウトされるお客様、引出物にどら焼きをご注文されるお客様等やはりどら焼きが中心の様。

生クリームどら焼き

皮から粒餡がたっぷり入っているのが分かり、クレームシャンティも確認出来ます。
どら焼き自体、ずっしりなかなかの大きさ。
手でそのまま頂きたいですが粒餡が溢れそうなので、ついてきたフォークで頂きました。
皮はもっちりして香ばしく、弾力があり、パンケーキタイプの生地で、亀十もパンケーキタイプでしたがこちらの方が固めで香ばしさが目立ちます。
フリンジはやや固め。
たっぷり入っている粒餡は甘めでしっかりしたお味、小豆は形をしっかり保っていますが固くもなく丁度いいです。
クレームシャンティはよく一般的な甘味処にあるお味。
粒餡の後にクレームシャンティの滑らかさが続き、よく合っており不自然さはありません。
出来立て感はなく、甘さはしっかりしていますが、お店としてのどら焼きを確立されたお味でぶれておらずなかなか美味しいです。

抹茶あんみつ

限定商品、寒天は瑞々しく、抹茶は感じますが薄め。
ですがその分、寒天の清涼感はしっかり感じ癖はなく食べやすいです。
別添えで抹茶蜜がついてきて、量は少ないですが、甘みは強め。
また、このあんみつはえんどう豆まではなく黒豆。
ふっくらした黒豆自体は美味しいですが、えんどう豆を期待されていると入っていないので注意が必要。
粒餡はどら焼き同様、甘みはしっかりしていますが小豆も存在感があり餡を頂いた感覚がしっかりします。
アイスはしっかり甘いバニラ系、どうやら黒豆アイスらしいのですが香ばしさは少々感じる程度、甘さ先行なので黒豆らしいかと言われるとよく分かりませんでした。
求肥は柔らかくもっちり、全体的なお味は甘めですが寒天の量が多いのでもたれるような甘さではありません。

 

最後にレジを担当して下さった若いスタッフさんと話す機会があったのですが、感じもよく、少し寄るにはいい甘味処でした。