可愛くCPに優れ、素朴なお味の福だるま

1905年創業、三条大橋たもとにあり1590年に建設された建物で営む船はしや。

お煎餅、豆菓子、おかきが所狭しと並びその種類は100以上。
予想以上の充実ぶりに迷ってしまいます。
添加物も少なくピュアなものが多く、少々お高め～既に袋詰めされているお手頃価格まで。

代表は五色豆ですが、現在の人気は福だるま。
一つ一つ可愛らしいだるまが描かれ、お土産に重宝されておりお店の一番分かりやすいところに置かれています。

白焼きせんべい

お醤油を使用していない白いお煎餅。
乾いたお煎餅でふんわりとしたかなり軽い口当たりで口の中でじゅわりと溶けるタイプ。
ほんのり甘く、しょっぱさはありません。
ピュアなお味でここまで優しいお味は最近中々なくこってりさはないのでとても食べやすいです。
ついつい手が伸びてそれなりに入っていますがすぐなくなってしまいました。

空豆

有塩タイプ。
塩分は控えめなので豆本来の甘さがしっかり生きています。
空豆本来のお味は濃くぎゅっと旨さが詰まっていて、香りも良く、おつまみにしても、間食としてもおすすめ、美味しいです。

極上柿の種

しっかり唐辛子が効いていますが、関東の柿の種に比べるとお醤油は控えめ。
しょっぱさの引きが早いため食べやすくもち米本来の甘さが楽しめますが、辛さもしっかりあります。

福だるま

開封するととふわりとカカオの香り。
甘さはきつくなく、どんなお味かというとかなり固くしたたまごボーロでしょうか。
カルメ焼きの様に素朴さがあり、ライトなカカオさと香ばしさ、卵のお味もします。
全体的に食べやすく懐かしい焼き菓子。
だるまのお顔が一つ一つ違うので手描きなのか気になりました。

 

どれも美味しく個性があり塩分は関東のものと比べると控えめ、甘さも上品ではずれがありませんでした。