梅園
星2つ半が平均
高レベルな豆かんと1854年からお味を守り続けるあわぜんざい
1854年創業、浅草寺の梅園院に茶屋としてひらいたのが歴史の始まり、今では関東エリアに数店舗甘味処をもち、販売店は数多く点在しています。
開店当時から変わらないあわぜんざい、梅むらと人気を二分する豆かんを代表し、現在ではあんみつが一番人気かもしれません。
【初訪2015/07スカイツリー店】
スカイツリー店を利用、こちらは食券式ではありませんでした。
提供された飲み物は、緑茶。
あわぜんざいですが、あわは使用しておらず餅きびを使用。
餅きびとは、イネ科のもち種で、おはぎや餅作りに使われていて、粒はあわより大きく、黄色や白等があるそうで、白米と比較しても栄養価が高いことでも知られています。
あわぜんざい
比較的すぐにサーブ。
運ばれてきたあわぜんざいは想像より小さく、蓋を開けると湯気が立ち込め熱々の感じが伝わり、しっかりと練られたこし餡は粒感はなく、きび餅は、黄色く粒がはっきり見え、優しいもちもち感とつぶつぶ感、ほんのり甘さも感じます。
感覚的には温かいお汁粉を頂いてる感覚で、懐かしさもあり暖かい気持ちになりました。
こし餡はしっかり甘いので餡が苦手な人はちょっときついかもしれません、小さいですが重量はあります。
小皿の山椒はそこまでピリッとしているわけでもなく中途半端な感じもしました。
【再訪2015/08西武池袋店】
あんみつ
テイクアウトのあんみつ。
えんどう豆は塩気あり、こし餡は甘めですが豆の塩気が強いのでちょうど良く、杏はかなり味がしっかり甘く酸っぱく、求肥はもちもち、寒天は涼しげな口当たり。
全体的には甘いですがバランスはとれています、私的には同じテイクアウトの船橋屋のあんみつより好みでした。
豆大福
お餅は塩気があり、柔らかめ、厚さは普通、餡はつぶし餡、岡埜栄泉の甘味に比べると控えめ。
豆はあまり多くありませんが、整ったお味です。
【再訪2015/09西武池袋店】
豆かん
豆かんと言えば、梅園か梅むらかと言われるほど。
梅園の豆は赤えんどう豆、ほくっとしていて赤えんどう豆の本来の甘さや旨さが感じられちゃんと主役のお味、塩気は適度に感じ、黒蜜と一緒に頂くと丁度良くなり美味しい。
寒天は美味しいですが、おかめの方がクリアなお味、黒蜜の甘さベストで、量は多いですが無理なく頂けます。
元々は豆はあまり好きではありませんでしたが、老舗のは豆本来のお味が生きており、さっぱりしてて良かったです。
どら焼き 栗きんとん
大判のかなり大きいどら焼き。
日持ちするタイプなので皮は少しパサっとしていますが、黒糖の香ばしさがあり、餡は白いんげん豆と栗、梅園なので蜂蜜も入ってちょっと甘め、細切れになった栗が入っていて歯応えがあります。
1つ全部食べるとなかなかカロリーがありそう。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- 浅草梅園 ソラマチ店/浅草梅園 西武池袋本店
- 【住所】
- 東京都墨田区押上1−1−2 東京ソラマチ
- 【営業時間】
- 10:00~21:00
- 【定休日】
- 年中無休