氷屋ぴぃす
星2つ半が平均
大人のラムレーズンはリキュール増可能。人に幸せな気持ちを届けるかき氷
2015年オープン、吉祥寺南口から井の頭通りを渡り吉祥寺じぞうビル内部の奥まったところにある季節ものやリキュールフレーバーで人気の氷屋ぴぃす。
ビル自体が2013年に建設され、エントランスにはじぞうビルと言う名に相応しく御縁地蔵が建立されています。
少し見つけにくいところにありますが、列ができているのですぐにわかりました。
オープンは14時(土日祝は12時)~平日の14:30頃に訪問。
お席はカウンターのみの8席程度。
スタッフは女性店主様を中心に若いスタッフが4名程、皆さま感じが良いです。
特に店主様の女性が明るくフレンドリーで気遣いがありとても感じが良い方、だたここの店主(店長)ポジションはワンちゃんのレトリバーだそう。
この日は店長はいらっしゃいませんでしたが、タイミングが良いと出勤されています。
こちらでは店内とテイクアウトがあり、テイクアウトの行列ができていました。
テイクアウトメニューは麦茶、塩キャラメル、苺みるく、桃で人気は層に分けてシロップをかけ果肉を置く桃。
テンポよく作られているのでそんなには待たないと思います。
店内はウェイティングボードに名前を記載後指定時間に戻るスタイル。
開店30分後でしたが案内は16:15頃になるとのことでした。
いただきたかったのは、大人のラムレーズン(小)~アルコール入り~。
店主様(ここではあえてレトリバーではなく)に聞くと人気だからかたくさん用意があるので大丈夫とのこと、他のシーズンメニューは売り切れてしまうこともあるそうなのですが私の戻る時間にはまだ全種類ありました。
この日は元々ありませんでしたが、獺祭大吟醸甘酒もあります。
大人のラムレーズン(小)~アルコール入り~
小と書いてあるので小さいのですか?とお聞きするとシロップが重いので小さく見えるのであって、実際は然程小さい訳でもないとのこと。
ちなみに店内メニューのかき氷はかなり大きめでした。
事前にリキュール量を聞いてくれ、通常は大匙1らしいのですが強めにもできるらしく中途半端ですが1.5でオーダー。
着席すると女性の店主から「ラムレーズンを楽しみにきてくれたんですよね」とお声がけいただきました。
出されるお茶はホットです。
程なくしてサーブされ、円くこんもりしたかき氷、別添えでリキュール漬けラムレーズンと奥には練乳がついてきました。
ラムレーズンとリキュールの香りがふんわり、これは大人かき氷が好きな方にはたまらないです。
シロップはリキュールの尖った感じだけでは終わらずクリーミーさがある、かき氷テイストとして作られたお味で良いです。
さらさらというよりはクリーム系なので、氷はスタッフが言った通り重さで少しカッチリした氷。
ふわふわ氷だと確かにぺっしょりしてしまいそうです。
テイストによって削り方を変えているらしく、メニューによっては氷のフォルムは縦長でふわふわ氷。
お店の方はとても丁寧なので、ふわふわがお好きな方はお店の方に伺っても良いかもしれません。
純氷とのことのですが、キーンとはきません。
ラムレーズンからはしっかりリキュール、シロップには甘さが適度にあるので美味しいです。
途中でラムレーズンを追加して楽しみ、練乳は甘さがはっきりしているので少しでも満足できます。
ラムレーズンがとても美味しかったので早々に使ってしまうと、店主様が「とても好きそうだからちょっと待ってね」と言ってシロップを追加してくれました。
色々なかき氷店に行きましたがこの経験は初めて、店主様の届ける幸せいっぱいが伝わってとても嬉しかったです。
最後までリキュールかき氷を堪能。
リキュールかき氷はまだ珍しく、私が行った中で取り扱っていたのはyeloのNIGHT KAKIGORIとだるまや餅菓子店位です。
遠方から行って良かったと思わせてくれ、他のテイストも是非試してみたいです。
退店時にも少し店主様とお話させて頂き、その言葉や笑顔からこのお店が流行るのがよく分かります。
お地蔵さまを大事にされていらっしゃり、ビルを出る前にお地蔵さまにご挨拶をさせていただきました。
お味はもちろん美味しく、ただそれだけでない長く待ってもお客様を幸せにする接客が素晴らしいです。
忙しくても流れ作業にしていません。
体は涼やかになっても心は温かになるお店、おすすめです。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- 氷屋ぴぃす
- 【住所】
- 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-9-9
- 【営業時間】
- 14:00~21:00
- 【定休日】
- 月
- 【備考】
- 祝日は12:00~