空也
星2つ半が平均
おもたせとして地位を確立している空也のもなか
1884年創業、元々は上野池の端にありましたが1949年に今の銀座並木通りに移転した最中の空也。
この有名すぎる最中はおもたせとして、旅行のお土産としても不動の人気を誇りますが、基本予約なしでは購入できません。
予約分で売り切れてしまい、店前に「本日のもなかは全て売り切れました。誠に申し訳ありません」という張り紙をよく見ます。
基本予約分完売なので朝一に行っても変わりません。
今回は平日引き取りで一週間前に予約をしました。
空也の最中はつぶし餡の一つのみ、もちろん保存料はなし。
最中なので常温で日持ちが良いのも特徴、10日程度お日持ちします。
発送はしていません。
当日は引き取りのお客様がたくさんいらっしゃっていて、店内に最中は堆く積まれていました。
かなり量がありましたが、この日も予約分で完売。
最中というと漉し餡のささまともよく比較されます。
空也のもなか
表面に空也の焼印があり、種の香ばしい香りが素晴らしい最中。
頂くとつぶし餡ですが、粒餡以上に小豆の香りとお味がしっかり残っています。
種は厚めでささまとは両極端、この厚さがあるのでささまより日持ちがするのだと思われます。
香ばしい香りは長く続き、素材の良さを存分に楽しめます。
原点回帰して、昇華させたお味が空也な気がします。
日にちが経つと種のサクッとした感じは薄まりますが、馴染んだお味で劣化の感じはなく、一つ頂くともう一つ頂きたくなる不思議な魅力をもった空也の最中。
ささまと比べると、甘さは控えめで素朴、つぶし餡なので小豆の香りは強く、この2店舗の最中は素晴らしいので好みの気がします。
空也の最中は、日本人が古くから持っている感覚を呼び起こす様なお味。
平日であれば予約もしやすく、持ち歩きも楽なので東京のお土産に是非おすすめしたいお品です。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- 空也
- 【住所】
- 東京都中央区 銀座6丁目7−19
- 【営業時間】
- 10:00~17:00
- 【定休日】
- 日 祝