竹むら
星2つ半が平均
歴史的建造物の空間で、できたての揚げまんじゅうと桜茶を
1930年創業、揚げまんじゅうやあんみつを看板商品とする淡路町位置する甘味処竹むら。
近くにはかんだやぶそばがあります。
話題となるのは甘味だけではなくその建造物。
入母屋造り、木造3階建ての創業当時から変わらないその建物は東京都選定歴史的建造物に指定されています。
カラカラ音がする引き戸を開けると天井は高めの深い色の木造空間、お料理は撮影出来ますが建物内部はNG。
随所に歴史を感じさせるものが多く魅入ってしまいます。
こちらは某アニメーションの舞台になったとかで一時期大変なことになったとか。
この日もその観光に来られている方が何組かいらっしゃいました。
スタッフは明るく感じがよかったです。
桜茶
まずは、桜の塩漬けが浮いたお茶が出されます。
ふんわりと桜の香りがする円やかで少しの塩味。
温かくほっとするお味、この歴史的建造物に合い、情緒たっぷりです。
あんずクリームあんみつ
日本茶とセットで提供されます。
全体的に杏のお味がうつっており、杏が主役。
バニラアイスはあんみつによく使われるテイストのアイスで甘め、普通ですが安物のお味という訳でもありません。
寒天は癖はありませんが天草の香りも特に感じない水っぽさがあるタイプ。
噛むとばらんといった感じで崩れ、喉越しは良く、天草の香りが苦手な人は良さそう。
餡は完全なる漉し餡、かなり練られていて豆の香りは特にせず、干し杏は大きなしっかり肉厚のものが5つ入っていました。
えんどう豆はふっくら柔らかく塩加減は丁度良かったです、もう少し入っていても嬉しかったかも。
求肥は砂糖漬けの甘い菓子タイプのものでした。
揚げまんじゅう
看板商品の一つということもあり、殆どの方がオーダーされていました。
程なくしてゴマ油で揚げられた、出来立ての揚げまんじゅうがサーブされます。
熱々優しいサクサク感があり、中は漉し餡がたっぷり。
饅頭には弾力あり、甘みはありますが後に引き摺らないです。
綺麗な衣から分かるとおり古い油ではなく、くどくもないのでもたれることはありませんでした。
熱いうちが美味しいです。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- 竹むら
- 【住所】
- 東京都千代田区神田須田町1-19
- 【営業時間】
- 11:00~20:00
- 【定休日】
- 日 祝 月