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筑紫樓

筑紫樓

星2つ半が平均

ふかひれ姿煮が3240円。銀座のラグジュアリー空間でいただけます

創業は1978年恵比寿、ふかひれ専門店として都内に4店舗を展開する筑紫樓。
2万円程のコースもありますが、ランチの時間帯は3240円でふかひれ姿煮込みのコースがいただけると話題です。

今回は2006年にオープンした銀座店に訪問させて頂きました。

銀座駅のA3出口を出て中央通りを新橋方面へ、あづま通りを左に曲がると筑紫樓象徴の巨大なウバ鮫のディスプレイが見えるのですぐに分かります。
お店は地下にあり、高級路線ではありますがランチ時はエントランスにサンプルが置いてあり入りやすい雰囲気。

平日の14時過ぎに訪問。
地下に降り、エントランスを入って右側にはふかひれのプレゼンゾーン、横壁に水が流れ、ホールは高い天井で龍が描かれ高級感と言うかバブリーな内装。
時間もあってかお客様はいらっしゃらず、半個室へ案内されました。

創業者が日本人ということもあってか、富麗華の様な中華料理店らしい接客ではなくおそらく日本人好みの接客です。

特製ふかひれ姿煮込みと海の幸セット

ドリンクは香り高い東方美人。
ホールの方が丁寧に淹れてくれました。
ディナータイムは違うかもしれませんが、少なくなっても注いではいただけないのでこれ以降はセルフとなります。

ランチタイムのお茶系ドリンクは他は凍頂烏龍茶やジャスミン等スタンダードなものだけでした。

最初に概括してしまうと、お料理のお味はスタンダード。
悪い訳ではありませんが、ちょっとフカヒレいただいてみようかなと言う時に訪問される方が良さそう。
誰かを連れて行かれるならここはランチではなくディナータイムだと思います。

車海老の香り塩水漬け

フィンガーボールが提供され、手で剥いていただきます。
見た目はスタイリッシュな車海老、かなりの痩身。
頂くと漬けですから温かいタイプのものではなく、塩気はそれなりで硬さもそれなり。
あまり個性がなく、普通なお味です。

この後ホールの方がトングでおしぼりを交換してくれました。

ホタテ貝と野菜の蟹ソースかけ

帆立の火入れはしっかりしていて、レアっぽさはなくフリンジになると少しパサッとしていました。
塩気は中華らしくしっかりめ、味付けはスタンダードで蟹ソースらしさはいまいち。

イカの葱、生姜セイロ蒸し

こちらもしっかり火入れがされていて、生姜と言っても香りづけ程度。
中華独特な香りが苦手な方でもいただけます。

筑紫樓特製ふかひれの姿煮込み

3000円ですのでとても小さいのを想像していました。
意外に大きくてびっくり、確かにこれを見れば他のお皿はそんなに素材には拘れないかもしれません。

ふかひれの下にはもやし、餡はとろっとしていて甘めですが隠れて塩分もしっかり。
この餡は大変ご飯に合う様に作られていて、「ご飯がすすむ」というのはこういうことかと思う様なお味をしています。

ふかひれ自体は解れるタイプではなくしっかりとした歯応え、繊細さはあまりなく、少し生臭さがありました。
他エリアの比較店を上げればいくつかありますが、同エリアにふかひれを売りにしている飛雁閣(後日レビュー予定)があります。
こちらと比較するとサイズは筑紫樓より倍近くはありますが、お値段もあり質には差があるようです。

ご飯はプラスチックのおひつで、スープ、ザーサイが一緒にサーブされました。
なんと、ご飯とスープはおかわり自由だそう。

杏仁豆腐

こちらもけっこう大きくて驚き。
いただくとフレッシュがあるミルキーなタイプ。
後味に濃厚さが残るタイプではなく、口の中に残るべたっとするような甘さもありません。
サラッといただけます。

 

お会計はテーブルではありません。

ランチは何に重点を置くかで評価が割れそう。
最大のメリットはCP。
3000円台で銀座の大箱であの大きさのフカヒレは驚き、他の質や味付けは値段に比例しているように思えます。

ホールの方の感じはにこやかで感じが良く、テーブルに「お客様アンケート」が置かれている位接客には気を配っている様でした。
中華料理店は接客が少し冷たい・・・と思われるお店もありますがここはそうではありません。
一人でも感じよく迎え入れてくれます。
リーズナブルにふかひれ姿煮初挑戦と言う時に利用してみると良いかもしれません。

DETAIL DATA

ico

アクセス、営業時間など

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