空気の様な軽い口当たりで大きさを感じさせないメロンパン

創業1945年、浅草の名物の一つと言われている元祖ジャンボメロンパンを販売する花月堂。

海外のテレビでも紹介されているので外人さんの率も高く、平日もオープン前からちらほらお客様が。
オープン後は更にお客様は増え皆さん焼きたてメロンパンをテイクアウトされていきます。

メロンパン

出来たてを店内で頂きました、確かに大きい。
ですが、頂いてみると実際の熱量はさほどでもないことがすぐ分かります。
発酵時間に3時間かけてるだけあり、元々はかなり小さかったのではないかという印象。

クラストはサクサクで厚くはなく、クラムはかなりの柔らかさで食べてる時も潰れてしまうほど。

メロンパンの常識を覆すような軽さで大きくても全部食べ切れない人はまずいないソフトなお味。
お腹にずっしりくるようなことはありません。

買ったらすぐ食べるのがおすすめ、店内でイートインも可能。

冷めると少し固くなるので持ち帰りを選択するとあら熱を取ったものを提供してくれます。
なので、スタッフからなのですぐ食べるか否かの質問への選択を間違えないように注意が必要。

このメロンパンはすごく良い香りがします。
テイクアウトの場合紙袋で密封されているわけではありませんので持っているとすぐにばれます。
あら熱を取ってあっても普通のメロンパンよりかなり柔らかいので注意。

総合的に、完成された味か素朴な味かと言えば後者。
メロンパンもスタッフも浅草の下町の雰囲気にマッチしています。

ちなみに今回は移転前のレビューとなります。
現在では和風の店舗になっていて、この趣のある建物が好きだった私としては少々残念・・・
移転の理由は「人気が出過ぎたから」です。