蕎麦はもちろん美味しいですが、天ぷらのレベルの高さに驚きます

飯田橋から早稲田通りに出て、一本入ったところにあるミシュランも獲得したことがある蕎麦店、蕎楽亭。
福島県会津の玄そばを使用、石臼で挽いて、お店で手打ちをしているそうです。

平日の曇りの日、13:30頃伺いました。
店内で空きがあるのはカウンター2つのみ、評判通りの人気店。

スタッフは感じがよく、厨房は男性のみ、全員手馴れていて流れるように作られていきます。
基本混んでいるので、オーダーしてからそれなりの待ち時間が必要。

ランチセットのざるそば(白子天ぷらセット)を選択しました。
こちらのお蕎麦も十割かどうかお聞きしたら100円増しで十割に出来るそうなのでそちらでお願いしました。

お茶はそば茶、香ばしくて美味しいです。

ランチセットのざるそば(白子天ぷらセット)

サーブされた十割そばは黒みがかっていて、艶もあり期待がもてます。
天ぷらはセットなので小さめですが、白子、舞茸、唐辛子、茄子がついてきました。

天ぷら

まずは天ぷらを頂いたのですがこちらのは大変レベルが高いです。
衣は薄くふわふわで噛むと中からじゅわっと溢れ出る、衣が「素材の旨みを閉じ込める」役割を果たしており、天ぷらを専門としないところで初めてこの揚げ方に出会いました。

白子は溶けるまではいきませんがクリーミーで良いです、舞茸もサクッと茄子はジューシー。
甘みがある素材で大変美味しいのでこちらに御来店された際は天ぷらもおすすめ。
ただ、衣が薄いので早く食べないとべちゃっとしてしまうので天ぷらのお店と同じ様にすぐ食べた方が良さそうです。

十割そば

黒みをもってそばは箸で摘んでもぼそぼそした感じがわかります。
十割ですので、つるっとはしてなく下の方は少し塊になっているところもありましたが箸で解ける程度。
頂くと苦味とざらりとした感触、自然の香りがして無骨さがあり大変美味しいです。
久しぶりに強いお蕎麦に出会いました。

つゆは少し辛めで凛とした感じ、これが蕎麦とよく合います。

そば湯は、円やかで柔らかタイプ、こちらもなかなかで蕎麦湯も全て頂きました。

 

お値段は1950円、このお味ですと全く高くないです。
また行きたくなるお蕎麦です。