江戸時代から変わらないお味

創業は江戸時代末期。
店名の言問団子は、在原業平の「名にしおはばいざ言問はん都鳥　我が思ふ人はありやなしやと」の和歌にちなんで付けられたといわれ、文人に愛されたお味としても知られています。

一つずつ手作りで作られる三色団子で現在も「串に刺さない団子」という原点を守り続けています。

本店はとうきょうスカイツリー駅から徒歩13分程かかるところにあります。

今回は池袋西武の全国銘品エリアにて購入。

｢小豆餡」は十勝産ふじむらさき小豆を、「白餡」は十勝産手亡豆を、｢青梅」は味噌餡で、京都産白味噌と新潟産赤味噌を使用。
ちなみに梅の実をイメージしたという青梅のみは外側が白玉粉であり、それをクチナシで青黄色にし、中に味噌餡を入れています。
賞味期限は当日、保存料、科学的なものは一切入っていません。

中のお餅はそれなりに大きく、大変柔らかく、餡はねっとりしており、パサパサ感は一切ありません。
原材料のみでもここまでの品質にすることが出来るという、自信をのぞかせるお品。

お味は全体的に昔ながらの飾らない和菓子、安定感のあるお味です。

白餡

あっさりした癖のない優しい甘味、食べやすく香りも上品。

 

小豆餡

小豆の香りがしっかりするこし餡、丁度いい甘さで美味しいです。

 

青梅

崩れない様に少し固めの白玉で、中には白味噌がたっぷり入っています。
特に味噌らしさのお味は感じませんでした。

 

後にもたれない優しいお味ですが、一方で頂く雰囲気も大事だと思いました。
きっとお店で頂いた方がずっと美味しく感じそうです。