鯛塩そば灯花
星2つ半が平均
鯛の香り立ち込める黄金のスープ、塩で仕上げる重さがないラーメン
2015年オープン、曙橋駅A1出口から徒歩2分程の所にある真鯛の出汁スープラーメンが話題の鯛塩そば灯花。
鯛を凝縮したお味はメディアでも取り上げられ人気店です。
店主は川瀬裕也氏、独学でラーメン造りを研究し2012年に塩つけ麺灯花を、2015年にセカンドブランドとして鯛塩そば灯花をオープンさせました。
主力は愛媛県宇和島から直送された真鯛をふんだんに使用した出汁と佐賀県玄界灘産の一の塩を合わせた鯛塩そばと鯛塩つけ麺。
平日の12時頃訪問。
お店の前にはメディアで取り上げられた時の紹介が飾られていて、宇和島産真鯛と書かれた提灯が目を引きます。
お席はL字カウンターの10席程度、お席は1席除いて満席で男性7割女性3割。
スタッフは男性お2人です。
新店なので明るく清潔感があり、来店されている女性もラーメンすごく慣れていると言う感じもありませんでした。
店内は鯛スープの香りに溢れていますが、生臭くはありません。
食券方式、やはり迷います。
鯛茶漬けも美味しいと伺っていてそばとのセットを考えスタッフに量をお聞きすると「多いです」との回答。
単品で鯛塩そば半熟味玉付きを選択しました。
*ラーメンに対してとても初心者。食券で狼狽える様な人間なので超素人感想です*
鯛塩そば
程なくして給仕されました。
白い器にゴールドのスープ、綺麗に折りたたまれた麺、チャーシュー、穂先メンマ、味玉、そして花麩が色を添えます。
重々しくないカラーで綺麗さがあるラーメンなので女性の方にも受けが良さそう。
スープはいただく前から強い鯛の香り。
お味も鯛ですが、香り先行で想像以上の鯛が凝縮されていて驚きます。
鯛の香り→鯛のお味→塩味でしめると言った感じで臭みはありませんでした。
さっぱりだけではなく、オイルもしっかり効いていて口の回りが少しオイリーになる程ですが塩気でさっぱり仕上がる様になっているので丁度良い感じがします。
全く動物性オイルがなければさっぱりだけで複雑性がでないのかもしれません。
麺は細めでストレート、やや固めなので最後の方では丁度良い固さに。
歯応えがあり、小麦の香りが漂う麺自体のお味も楽しめるようになっています。
チャーシューはお肉のお味がしっかり残っているタイプで、人によってはにおいが気になるかもしれません。
味玉はお味が染み込んでいて中は緩すぎない丁度良い半熟具合のある意味出来上がったお味。
全体的に鯛の香りの良さを残したラーメンで上品な味わい。
入り口は鯛、さっぱりしながらも綺麗にひいていきます。
塩っ辛くなく鯛の香りに嵌りいただいてる時は飲みやすく全ていただきたくなりますが塩分はしっかりあると思います。
香りはいただいてる時より、むしろ後。
鯛の香りの持続が長くお魚のにおいがなかなか消えないので気になるとしたら食後です。
スタッフの方が仰る通りけっこうお腹いっぱいになりましたが重くはなく、鯛そばは初めてでしたが鯛好きな私としてはなかなか美味しくいただきました。
DETAIL DATA
アクセス、営業時間など
- 【店舗名】
- 鯛塩そば灯花
- 【住所】
- 東京都新宿区舟町12-13
- 【営業時間】
- 11:00~15:00 ┃17:00~24:00
- 【定休日】
- 年中無休